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ニューモデル 2018.10.3

歴代BMW 3シリーズを振りかえる E21/E30/E36/E46/E90/F30

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もくじ

ー BMW 3シリーズに期待するもの
ー E21 3シリーズ(1975~1982年)
ー E30 3シリーズ(1983~1992年)
ー E36 3シリーズ(1992~1999年)
ー E46 3シリーズ(1999~2006年)
ー E90 3シリーズ(2005~2011年)
ー F30 3シリーズ(2012~2018年)

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BMW 3シリーズに期待するもの

スポーティ、スタイリッシュ、洗練。BMW 3シリーズに期待するのはこの3点だろう。

かつてはもうひとつ、孤高という表現も当てはまったかもしれない。だがそれも、1990年代初めあたりに当時としては最大限といえるバリエーションをかかえるようになるまでのことだった。

すなわち今につづく、セダンとクーペとカブリオレ、ワゴンタイプのツーリング、そして狂気じみたほどに獰猛なM3という陣容だ。

今回は、通算7代目そして21世紀に入って3度目のモデルチェンジとなる新型3シリーズをむかえるにあたり、ちょっとひと息ついてその輝かしい歴史を振りかえってみたい。

E21 3シリーズ(1975~1982年)

すべてのはじまりは1975年登場の初代、E21型だ。ちなみに、ファンは歴代モデルをコード名で識別する。

先代にあたるのはコンパクトカーの2002だが、E21はそのサメのような特徴ある逆スラントノーズを受けつぎ、あたかも拡大コピーしたかのようにより大型で上級な仕立てとなった。

室内には5シリーズのシートが詰めこまれ、ボンネットの下ではオモチャのように小さな6気筒エンジンが唄う。

いまや絶滅した2ドアセダンという形態のクルマがこれほどまで名声を博しもてはやされたことなど、後にも先にもなかった。6年間でなんと100万台も売れたのだ。

トップモデルの323iはやたらとテールを振り出すお調子者だったが、もうひとつの6気筒モデル320と4気筒の316のほうは現代のクルマにもひけをとらない乗り味に驚かされる。

セダンボディのほかには、オープン時も窓枠やロールバーが足場のように残るバウアー社製のカブリオレボディがのちに加わった。

E30 3シリーズ(1983~1992年)

1980年代を象徴するクルマを1台あげよといわれたら、E30型はその最右翼だろう。例のサメ型ノーズはおとなしくなったが、より滑らかなスタイルと広い室内空間を得て、引きつづき安定した人気を博した。

この代から加わった4ドアセダンや正真正銘フルオープンのカブリオレ(初期のみバウアー製も存在した)、ツーリング、そして筋金入りの高性能モデルM3は、いずれも好評のうちにむかえられた。そうそう、2ドア版もかわらず健在だった。

エンジンバリエーションも増えた。英国にはターボディーゼルこそ導入されなかったが、四輪駆動の「X」バージョンが一時期販売された。

E30の中古車相場は一般的な経過をたどり、いったんは1000ポンド(15万円)あれば買えるまでに値下がりしたが、どのモデルもこのところ上昇気流にある。いまやクラシックカーとして認知され、4気筒よりも6気筒のモデルが珍重される傾向だ。

おかげで316iや318iのとくに4ドア版はお買い得感が高くなっている。また318isは、やんちゃなホットハッチに対する上品なアンチテーゼとして根強い支持をうけている。

E36 3シリーズ(1992~1999年)

1990年代を風靡したのは、E36型だ。もっとも例外として、E30ベースだったコンパクトというお尻のみじかいハッチバックもあったが。

E36は意あって力足りずだったところがある。堅実な造りは色あせ、初期モデルでは組み立て品質にも問題があったし、サメがイルカに変わったかのような穏やかなフロントデザインも好みの分かれるところだった。

とはいえM3については、基本となるクーペのほかにもボディの選択肢がふえたのは喜ばしいことだったが。

もっとも、年々改良が加えられるにつれて件の組み立て品質は向上していった。この代もディーゼルが選べたが、特別可もなく不可もない318tdに対し、325tdsははるかにすばらしい速さを披露する。

このお宝にだれも気づいていない今のうちに、お手ごろ価格で高性能を手にいれてはいかがだろう。

E46 3シリーズ(1999~2006年)

つづいて1999年に登場したE46型もあいかわらず小じゃれたクルマで、また搭載されたエンジンもすばらしいものだった。

その筆頭といえるのは、俊敏な加速性能と14km/ℓの低燃費という高い次元のバランスを誇る330dだ。ただ流通量がいちばんおおいのは320dだろう。

むしろ推したいのはガソリンモデルのほうだ。330iなら申し分ないが、気軽に付き合える320iもいい。

2001年9月にはエンジン出力の向上など小改良をうけた。M3もかわらず絶大な存在感を発揮し、さらにこの世代からはCSLも欠かせない存在となった。

M3がほんとうにすばらしかったのは、この世代までかもしれない。

E90 3シリーズ(2005~2011年)

2005年に現れたE90型3シリーズは、もはや小粋という表現が合わないくらい大柄になってしまった。

とはいえ、おかげでようやく大人がゆったりくつろげる後席とたっぷりした使い勝手のいい荷室が手に入るという実用面での恩恵はあった。

また、エフィシエント・ダイナミクス版320dの20km/ℓを超える長い脚と当時の英国の税制で20ポンド(3000円)ですんだ道路税は、いずれも先代に優るところだ。

大きくなっても俊敏な運動性に変わりはなく、その意味ではまごうことなき3シリーズといえた。

なのだが、いまだ大排気量のガソリン6気筒をのぞむ向きには、300psを超えるツインターボの335iしか用意がなくなった。なんてことだ。

ではM3はどうだろうといいたいところだが、いまやボンネットの下におさまるエンジンは低くうなるだけのV8になってしまったのだ。

F30 3シリーズ(2012~2018年)

そして2012年にやってきた次のモデルではついに、中身はともかく大きさは5シリーズかと思わせるまでになってしまった。

またコード名のアルファベットが変わってF30型となったことも、ファンにとっては一大事だった。

ディーゼル全盛期のデビューだけあって、こんどのエフィシエント・ダイナミクス版320dの燃費は25km/ℓに肉薄するものだった。

現代のBMWのモデル命名法では328iといっても4気筒のターボだが、こちらも14km/ℓ以上の経済性と十分な速さを両立したクルマだ。

E30時代にも325iXという四輪駆動モデルはあったが、こんどはxドライブという名前でもどってきた。ラインアップにはさらにハイブリッドまである。

外見の変化からは想像できないが、歴代3シリーズは方向性も好ましさもそのままにここまで歩んできた。それはなにも新車だけのものではない。あたらしい世代が現れるとともに、古い世代ならではの個性はさらに輝きを増すのだ。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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