ボルボから主力のワゴンモデルV60が発表された。最新のボルボデザインが与えられ、ボルボが精力的に取り組む安全性では正面衝突の被害を軽減する自動ブレーキや、さらに次世代に向けたパワートレインとしてPHEVグレードの設定が明らかになった。
従来型V60はやや小型のワゴンモデルだったが、2代目となる新型はやや大きくV70の後継としても通用するサイズとなった。ボディは先代と較べて全長は125mm長い4760mm、一方で全高は45mm低い1435mm、全幅は15mm狭い1850mmとすることで、日本の機械式駐車場にも対応する工夫がされた。ホイールベースも100mm延長されて、2870mmとなった。
サスペンションレイアウトを工夫することで先代のV60よりも前輪を前に出し、スポーティなフォルムを手に入れた。デザインプレゼンによればサイドのキーとなるプレスラインはヘッドランプから伸びるフロントのラインは窓下につながり、リヤフェンダーには筋肉の盛り上がりを感じさせる、ダイナミックでドライバーオリエンテッドなモデルであることをイメージさせるという。
錦織 圭選手が未来の乗り味と驚愕した、ジャガー初の電気自動車SUV、Iペイスがついに登場!
ラインナップは2.0ℓ直4ターボ(最高出力254ps、最大トルク350Nm)を搭載するT5と、同じく2.0ℓ直4ターボにモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドのT6とその高出力版たるT8が用意される。ハイライトと謳う対向車衝突対策安全システムは、前述の正面衝突の被害を軽減するシティ・セイフティのほか、オンカミング・レーンミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)、インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)が装備される。
シティ・セイフティは4km/h以上で作動し、対向車との衝突が避けられない場合に前後左右のシートベルトを事前に巻き上げ、自動ブレーキを介入し、10km/h速度を減じる。これによって衝突エネルギー約25%低減するという。もちろんこれまで同様に衝突回避、被害軽減自動ブレーキを備えているのは従来通り。
ボルボは2007年にヴィジョン2020という安全についての中期計画を策定しているが、実際に重傷リスクは1960年代の10%超と較べて2009年の約2%までに減少させている。今後2020年を超えても新しい技術で乗員の安全を追求していくだろう。
希望小売価格
V60 T5 Momentum 499万円
V60 T5 Inscription 599万円
V60 T6 Momentum 価格未定※1
V60 T6 Twin Engine AWD Inscription 749万円※2
V60 T8 Twin Engine AWD Inscription 819万円※2
※1 2019年7月頃導入予定
※2 2019年3月以降納車開始
ボルボV60 T8 Twin Engine Inscription
■ボディサイズ:全長4760×全幅1850×全高1435mm ホイールベース:2870mm ■エンジン:直列4気筒DOHCターボ 総排気量:1968cc 最高出力:233kW(318ps)/6000rpm 最大トルク:400Nm(40.8kgm)/2200~5400rpm ■モーター 最高出力:65kW(87ps) 最大トルク:240Nm(24.5kgm)■トランスミッション:8速AT ■駆動方式:AWD ■サスペンション形式:Fダブルウイッシュボーン Rインテグラル ■タイヤサイズ:F&R235/45R18 ■車両本体価格:819万円
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
子育て世帯に最適なクルマとは? 「ミニバン買おう」「やっぱり軽自動車」より遥かに大事なことがあるんです
2択アンケート「中国車のイメージは、最先端のEV? 時代遅れのコピー車?」【クルマら部 車論調査】
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で”自動車税”高くなるのか 軽自動車は20%加算も!? 「やってらんない税」「税金安くしろよ」の声上がる 理不尽な重課措置の仕組みとは
BEVが世界的に失速したわけじゃなくハイブリッドがより絶好調なだけ! これを機に地球環境とクルマについて世界規模で考えるべき!!
[インプレッサWRX]を買うなら今!!! 2000年以降スポーツカーの生産が減った意外なワケ
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?