9シリーズ? 大型4ドア・クーペ
BMWのデザイン部門を率いるエイドリアン・ファン・ホーイドンクは、メルセデス-マイバッハS600に対抗する大型4ドア・クーペが、最上級ラグジュアリー市場へ切り込むためのカードとなる可能性を示唆した。
BMW M2コンペティション日本発売 価格873万円~ 写真50枚
ポルシェ911、メルセデス・ベンツSクラスと張り合うために、BMWは新型8シリーズを投入したばかり。プレミアム市場のトップエンドを目指す戦略には、さらに9シリーズが含まれている可能性がある。
「わたくしのチームは、2021年、さらにはその先の2030年までを見据えて、取り組んでいます。その中には、数多くのプランがあります」
何年にもわたりBMWは、アップマーケットに向けたモデル郡を調査しており、近年では、ハイエンドの顧客を満足させるデザイン言語を導入している。その象徴が、新型8シリーズで来年にはその4ドア仕様も投入される見込みだ。
しかしファン・ホーイドンクは、新型8シリーズは、単なる「序章」に過ぎないと話す。
i9、iX9 すでに商標登録済み
「クーペというのは、いつだって次なるデザインの基準に向かう第1歩なのです。新型8シリーズにもそれは当てはまります」
8シリーズは、プラットフォームを最上級サルーンの7シリーズと共有する。これが、9シリーズにも転用されることが考えられる。エンジンについても同様だ。
8シリーズは、4.4ℓ V8ガソリンをM850iに、3.0ℓ直6ディーゼルを840dに搭載。マイルドハイブリッドの開発も進んでいる。そうして生まれる大型4ドア・クーペならば、中国の富裕層から高い人気を得るだろう。
9シリーズが、SUV、さらにはエレクトリック・モデルにも展開される可能性は高い。なにしろBMWは、「X1」から「X9」、「i1」から「i9」、「iX1」から「iX9」までの商標登録をすでに済ませている。
またファン・ホーイドンクは、iブランドの躍進が、プレミアムマーケットへ駒を進めるうえで、後押しになったと認める。
「iブランドのおかげで様々な選択肢を得ました。新テクノロジー、さらには新デザインといったものです。(デザインについて言えば)i8のようなモデルが、わたくし共のドアを開いてくれました」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?