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ニューモデル 2018.7.31

【試乗】パワーだけで決めるべからず! スズキ ジムニーとシエラを乗り比べ

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 どちらも良い仕上がりだがファーストカーならシエラ推し

 新型ジムニーの試乗リポートは多数出回っていると思う。そこで今回ジックリ紹介したいのが「ジムニーとシエラの違い」である。どちらにしようか迷っている人も少ないないと聞く。ちなみにシエラはジムニーより納期掛かるという情報もあるようだけれど、同じ生産ラインのため、同じくらいの納期になるよう調整するようだ。

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 まずジムニーとシエラで一番違うエンジンからチェックしてみよう。スペックを見ると圧倒的にシエラ優位。車重差が50kgほどあるものの、最高出力はジムニー64馬力に対しシエラ102馬力。最大トルクも96N・m対130N・mとなる。ただハンドル握ってみると、数字ほどの違いを感じない。最終減速比でカバーしているからだ。

 自転車で言えば足のチカラをカバーするため変速ギヤを1つ軽くしているようなもの。したがって発進加速や街中での加速感など大差ない。ただし。高速走行やアクセル全開加速をすると明らかにシエラに軍配は上がる。80km/hくらいからの追い越し加速や、100km/h巡航時のドライバビリティを考えたらシエラでしょう。

 かといってシエラならパワフルかとなれば、そうでもない。今回シエラに搭載されたエンジンは、世界中どんな場所でも入手出来るオクタン価の低いガソリンを考えたタイプ。あと20馬力くらい上乗せしてちょうど良い感じ。いずれにしろ元気な走りを期待しなければ問題ないと思う。キビキビ走りたいなら5速MT仕様をすすめておく。

 走行時、ギヤ回りから音が出ている。これは副変速機に使われているチェーンとのこと。ジムニーもシエラも同じ部品を使っているため、両方出ていた。ぜひ試乗した時に確認しておいて欲しい。走行中にオーディオ鳴らしたり、オフロードタイヤ履くとパターンノイズの方が大きくなる。私は気にならないレベルです。

 足まわりも案外乗り味が違う。簡単に表現すると、ジムニーはロール方向。シエラはヨー方向でやや落ち着かない。おそらく重心やホイールベース&トレッドからくるのだろう。ジムニーで巡航していると、常時ロールを出す。「こらダメだ」というレベルじゃなく、そういった特性を持っているというイメージで良いと思う。

 重心が普通の乗用車より高いため、ロールを抑えるべく硬くしたのだろう。良質のダンパーに交換するなどして1G付近での動きを滑らかにした上、動き始めの減衰力を確保してやれば、まったく気にならないレベルになるかもしれない。ジムニーの車高に対し、1480mmという軽自動車の車幅制限は少しばかり厳しいんだと思う。

 シエラはホイールベースの短さとタイヤ幅が直進性に影響を与えている。もっと細いタイヤ履けばドッシリした手応えになるだろうけれど、デザイン的な魅力を失ってしまう。ジムニーのロールと同じく、気になるほどのレベルじゃない。普通に乗っていれば、皆さん気にならないかもしれません(ジャーナリストも指摘してないです)。

 以上。メインとして乗ることを考えているなら、パワーに余裕のあるシエラがおすすめ(実用燃費はわずかにシエラ優勢だと思います)。セカンドカーとして使うのであれば、ランニングコストの低くリセールバリューの良いジムニーを選べば良い。どちらも魅力的なクルマに仕上がっていると思う。直近の納期はどちらも1年前後です。

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(WEB CARTOP 国沢光宏)

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