もくじ
ー 今夏 正式発表へ
ー 2.4ℓ新エンジンに EV最高速度アップ
ー 新ドライブモード スポーツ/スノー
『三菱アウトランダーPHEV 2019年モデル』すべての画像をみる
今夏 正式発表へ
今や三菱のフラッグシップ的存在となった、アウトランダーPHEV。2013年の発売開始以来、2015年にはフェイスリフトが行われ、2017年にはSエディションを追加して商品強化をするなど、毎年進化を続けている。
そして2018年夏、さらなる進化版として2019年モデルが発売される予定だ。主な変更内容は、PHEVシステムやS-AWCの進化など、走りに関連した実質的な部分が中心。
正式発表は8月後半だが、まずは現段階で発表されている進化内容を紹介していこう。
キルティング本革シートも
エクステリアもインテリアも、大きな変更は加えられていない。
まずエクステリア。フロントまわりではバンパー、ラジエターグリル、フォグランプベゼル、ヘッドランプなどのデザイン変更。ヘッドランプはハイビームもLED化された。
リアまわりでは、バンパーのデザイン変更とルーフエンドスポイラーの装着。また18インチアルミホイールが新デザインとなった。
続いてインテリア。フロントシートのサイドサポート部の形状変更や、上級グレードにキルティング本革のシートを採用、冷房性能の向上、パワーメーター表示の改良などが主な変更点。内外装とも変更のレベルは小さく、従来型と並べて比べないとよくわからないほどだ。
その点、ドライブトレインのアップデートはトピックに富んでいる。
2.4ℓ新エンジンに EV最高速度アップ
もっとも大きく変わったのは、PHEVシステムのアップグレードだ。
エンジンは、従来型の2.0ℓから2.4ℓのアトキンソンサイクルに換装。最高出力は118psから127psに、最大トルクは19.0kg-mから20.3kg-mにアップした。リアモーターの最大出力も82psから95psにアップしている。
ジェネレーターは軽量化され、出力も向上した。駆動用バッテリーは容量を12kWhから13.8kwhにアップし、EV航続距離は60kmから65kmに延長された。また、EV走行での最高速度は125km/hから135km/hにアップしている。
さらに、モーター走行の気持ち良い走りを際立たせるために、ボディ構造用接着剤の追加、ストラット&ダンパーのサイズアップ、ステアリングギア比のクイック化なども行われている。
新ドライブモード スポーツ/スノー
車両運動総合制御システム「S-AWC」も進化した。
ドライブモードには、従来モデルのECO、NORMAL、LOCKに加え、SPORTモードとSNOWモードの2モードが追加された。
SPORTモードでは、エンジンは発電のためにスタンバイ。加速レスポンスアップと旋回時の4輪のタイヤグリップを最大限引き出すため、前後モーターの駆動力を独立して最適化。乾燥舗装路でのスポーツ走行で、アクセルレスポンスと旋回性を向上させている。
SNOWモードでは、デリケートなタイヤグリップを最大限引き出すため、穏やかでコントロールしやすいアクセルレスポンスと車両挙動を、前後モーターの駆動力制御で実現。氷雪路のような滑りやすい路面で、発進性や旋回時の安定性を向上させている。
こうした走行モードの変更に伴い、スイッチやディスプレイなども変更されている。
2019年モデル グレードと価格
正式発表前なので、価格や装備などに関してはアナウンスされていないが、G、Gプラスパッケージ、Gプレミアムパッケージ、そしてS-エディションの4グレードになる模様。
予防安全技術の「eアシスト」をはじめ、快適装備なども従来モデル以上に充実して登場することが予想される。もっとも、最近リニューアルされた他社のモデル同様に、若干の価格上昇はあるかもしれない。
いずれにしても、正式発表が楽しみなアウトランダーPHEV 2019年モデル。その試乗レポートは、あらためてお届けしよう。
なお、AUTOCAR JAPANでご覧になっている方は、「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアの方は、記事下のリンク「『三菱アウトランダーPHEV 2019年モデル』すべての画像をみる」から、ほかの画像をお楽しみいただける。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?