スズキのインドネシア子会社「スズキ インドモービル モーター」は、新興国向けMPV「エルティガ」のフルモデルチェンジを実施し、インドネシアで発売した。
エルティガは、2012年にデビューした3列シート7人乗りのMPV(多目的車)。生産はインドやインドネシアといった現地子会社の工場にて行われる。過密した都市部でも持て余すことのないコンパクトなボディに、大人7人が乗れるスペースを確保したパッケージングが評価され、これまで世界で68万台が販売されてきた人気モデルだ。
初代の成功を受けて開発された2代目は、土台となるプラットフォームから設計を一新し、全長を延長することで室内と荷室のスペースを拡大。また、エクステリアはメリハリあるショルダーラインで力強さを強調し、インテリアも木目調加飾の採用などにより視覚、触覚で高品質を感じ取れるよう配慮され、購入層の所得向上を受けて厳しくなる選択眼に先手先手で対応した。パワーユニットも燃費だけでなく走りも考慮した1.5Lガソリンエンジンを採用している。
2代目が真っ先に投入されるインドネシア市場は、日本の約2倍の人口を擁するというお国柄からか、国内販売の約3割をMPVが占めている。スズキの同国での事業は二輪車の生産を始めた1970年に遡り、既に半世紀近い歴史を持つが、新型エルティガの投入により市場におけるプレゼンスのさらなる強化が期待できそうだ。
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