2018年発表 ニュルブルクリンクに登場
アストン マーティンのサブ・ブランド「AMR」が、ラピードSの高性能版を2018年終盤に発表する。
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「最もスリリングな4ドア」と謳われるラピードAMRは、210台のみが製造される。これは最高速度210mph(338km/h)にちなんだもの。
ニュルブルクリンクで撮影されたテスト車両には、
・突き出したフロントディフューザー
・大型リアディフューザー
・標準より丈の高いウイング
を確認できる。こうしたパーツは、2017年に発表されたラピードAMRコンセプトと同じものだ。
生産型ラピードAMRのインテリアは、コンセプト同様に、カーボン製トリムや軽量シートを採用する見込み。撮影部隊によると、排気音にも特徴があったという。
最高出力603ps 新開発エグゾースト
パワーユニットは、ラピードSの5.9ℓ自然吸気V12エンジンの強化版。最高出力603psを後輪に届ける。エンジン自体は先代ヴァンテージ GT12のものと本質的には同じであるが、ラピードAMRの新開発エグゾースト・システムでは排気効率を高めてレーシーなV12サウンドを味わえる。
ニュルブルクリンクでは、俊敏性とレスポンスの早さを強調するようなサウンドが響いていたという。
標準モデルより発進加速性能も向上され、0-100km/h加速はおよそ4.0秒となる見込みだ。約0.4秒のタイムアップということになろう。また、AMRのエンジニア陣はグランドツアラーの味つけを保ちながら、ハンドリング性能を高める作業を進めているという。
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