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新型フォード・フォーカス 7月欧州発売 5ドア・ハッチ/ワゴン/サルーン

掲載 更新
新型フォード・フォーカス 7月欧州発売 5ドア・ハッチ/ワゴン/サルーン

もくじ

ー 4代目フォード・フォーカス登場
ー C2プラットフォーム採用 そのサイズは?
ー 新型フォーカス 予想パワーユニットは?
ー インテリア、安全装備の情報

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4代目フォード・フォーカス登場


4代目フォード・フォーカスが発表された。欧州の発売開始は7月。英国には5ドア・ハッチバック、エステートという2種類のボディ・スタイルが導入される(ヨーロッパ本土では、サルーンも展開)。

欧州フォードのジョー・バカジ生産・開発担当副社長は、「クルマを買う動機づけは、走行性能が高いだけでは不十分です。インフォテインメント・システムが低水準なら、検討段階までも残れません。しかし、多くの方がフォーカスを20年にわたって選んできたところのファン・トゥ・ドライブは、現代の方々の心にも響きます」と話している。

価格は公式発表がなされていないが、少々値上げされるという情報があり、2万500ポンド(310万円)~2万8000ポンド(424万円)と考えられている。



C2プラットフォーム採用 そのサイズは?

プラットフォームは、中型車用に新開発されたC2と呼ばれるもの。欧州で開発を行っており、新型クーガと共用するアーキテクチャーだ。

全長:4378mm(従来型比18mmプラス)
全幅:1820mm(ほぼ変更なし)
ホイールベース:2701mm(同53mmプラス)

サイズをそれほど大型化することなく、従来型にくらべてホイールベースを拡大。全高も15mm低くなっている。

新型の車重が従来型にくらべて軽くなったのもポイントだ。現段階では生産型の重量について公式発表されていないが、最大で88kgの軽量化が見込まれるという。

そのうち33kgのダイエットはシャシーが受け持っており、ハイテン材の使用率を高めた効果が大きい。

また、ボディ全体の剛性は20%アップ。このうちの半分は、サスペンション周りの強化によって達成されたという。



新型フォーカス 予想パワーユニットは?

ローンチ・モデルは、ディーゼルとガソリンが用意される見込みだ。1年後にマイルド・ハイブリッドがくわわる。

・ガソリン仕様(エンジン2種)

1.0ℓ3気筒EcoBoost
圧縮比:10.5:1
GPF(ガソリン・パティキュレート・フィルター)搭載
最高出力:84ps/100ps/126ps
CO2排出量:108g/km(想定値)

1.5ℓ3気筒
気筒休止機能搭載
最高出力:150ps/181ps
CO2排出量:120g/km(想定値)


・ディーゼル仕様(エンジン2種)

1.5ℓEcoBlue4気筒
最高出力:95ps/120ps
CO2排出量:94g/km(想定値)

2.0ℓユニット
最高出力:150ps
CO2排出量:110g/km(想定値)

トランスミッションは、6速マニュアルと、グレードによって8速トルクコンバーター式オートマティックを用意する。

また1.0ℓガソリン/1.5ℓディーゼルは、ツイストビーム・リアアクスルを採用。それ以外のハイグレード・ユニット搭載車は、リアがダブル・ウィッシュボーンとなっている。



インテリア、安全装備の情報


すべてのモデルが、ドライビングモードを搭載しており、

 操舵時の重さ
 ATモデルの変速制御
 スロットルマッピング
 ダブル・ウィッシュボーン採用車のアダプティブダンパー設定

がモード選択によって変更される。


車内はホイールべースの拡大により大きく改善している。後席の膝周り、前席のショルダールームは広くなった。さらに、リアドアのプロフィールを変更したことで後席乗員の頭部は、すぐ脇までボディワークが迫っていた従来型から変わり、頭がウインドウの横に来るパッケージとなった。これにより後席の開放感が高まっている。

さらにインストルメント・パネルは、ボタン類が半減したことで形状変更。ウインドスクリーンがこれまでより垂直に設置されているのも特徴だ。

また、レーダークルーズ・コントロール、レーンキープアシスト、衝突回避支援ブレーキ、リア・クロストラフィック・アラートというレベル2相当の部分自動運転機能を搭載。Wi-fiも最大10デバイスまで接続可能となっている。

なお、AUTOCAR JAPANでご覧になっている方は、「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアの方は、記事下のリンク「『新型フォード・フォーカス』すべての画像をみる」から、ほかの画像をお楽しみいただける。

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