もくじ
ー インスタグラムに公開 ポルシェ「ノーコメント」
ー 992型は全ターボ化か ハイブリッドも
ー 992型 「MMB」採用 ケイマンにも展開
ー インテリア カイエン/パナメーラと共通項
インスタグラムに公開 ポルシェ「ノーコメント」
1枚の画像がインスタグラムにアップされ、削除された。横長のバータイプのテールライト、高さのあるエンジンカバー、縦に伸びるスリット。
これが次期型911の写真であるかをポルシェUKにたずねてみたがノーコメント。けれど、これまでキャッチしてきた次期型911のテスト車と共通項がある(ありすぎる)ことは明らか。正式デビューは今年後半まで待たなければならない。
次期型911のトップに君臨するのは、およそ640psのターボSだろう。入手したプロトタイプの画像からは、これまで以上にアグレッシブなボディ形状が浮かびあがってくる。
リアフードの位置が高められているのは、ハイブリッドのパワートレインを採用することまで考えられているからではないだろうか。
次項でパワートレインを細かく予想してみよう。
992型は全ターボ化か ハイブリッドも
ゆくゆくは、すべての911のエンジンがターボ加給を受けることは明らか。6気筒ユニットは受け継がれるにしても、GT3もまた例外ではない。
GT3の最高出力は500psを超え、カレラやカレラSも約10~15psずつ出力を増すはず。結果的に992世代は380~435psを発揮することが考えられる。
ハイブリッドは2020年の公開となるだろう。フラット6と電気モーターを組みあわせ、電力だけの走行も限られた距離だが可能。現行のパナメーラ・ターボS E-ハイブリッドのように、ハイブリッドではあるが経済性重視というよりも、パフォーマンス重視の販売方針を採用するはずだ。
ハイブリッドはパッケージ面でも挑戦となるが、今は引退したプロダクトラインのディレクターErhard M・・ssleはAUTOCARに対し「CO2のレギュレーションの厳格化がハイブリッドの開発に拍車をかけることは、まず間違いないでしょう」と語る。
なお、ハードコアモデルの最高峰であるGT2 RSは約50ps増の640psあたりが濃厚。911ターボは600ps前後となり、ターボ/ターボSの最高速度は322km/hあたりに到達するだろう。
また、ターボSは0-100km/hタイムが2.9秒を切ることが考えられ、ターボも3秒切りを初めて達成するのではないだろうか。結果的に静止加速で992型911より速く走ることができるのは2020年のミッションEに絞られることになる。
タルガの追加も予想できるが、これはモデル末期まで待つ必要がありそうだ。
992型 「MMB」採用 ケイマンにも展開
992は「MMB」ストラクチャーを用いることで、991型よりもフットプリントがワイドになるはず。
昨年入手したプロトタイプのホイールは991型より遥かに外に張りだしていることがわかる。高速域のスタビリティを高めるだけではなく、前後席のパッセンジャースペースも拡大するメリットがある。
全長は変わらないだろう。
「MMB」ストラクチャーはモジュラー式であるから、次期型ボクスター/ケイマンにも展開される。他社ならばアウディR8/ランボルギーニ・ウラカンがMMBの影響下にある。高強度鋼やアルミニウムを用いることで、軽量化と高剛性化に寄与するはずだ。
左右に広がる可変式のリアウイングを採用することは、既報のとおり。可変エアロパーツを組み合わせることでダウンフォースを向上、スタビリティ強化にも繋がる。フロントもアクティブスポイラーを取り入れることが考えられるが、AUTOCARはその姿をまだキャッチできていない。
インテリア カイエン/パナメーラと共通項
インテリアは、最新型のカイエン/パナメーラと共通項をもつことになるはずだ。
最近捉えたインテリアのスパイ画像からも、真ん中の回転計のみアナログで、それ以外はデジタルといった構成となっていることがわかる。念のために伝えておくと、これはカイエン/パナメーラの現行型と同じ手法である。
他社でいうとアウディの「バーチャル・コックピット」と基本は同じ。ただしアウディは先進性をアピールするのに対し、ポルシェはトラディショナルなレイアウトは崩さずに、先進技術を採り入れることになるだろう
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