フォードX-1000
いかれた発想、それがX-1000。フロントとリアの両方にエンジンを収めるためにこのようなデザインになっている。リトラクタブル式のキャノピーの中にはTVやミュージックシステムなどを備えた豪華な空間が広がっていて、コンバーティブルかバブルトップを選択できた。
「お前はもう死んでいる……」と思ったら、まだ現役のクルマ12台
フォード・ラ・ギャラクシー
フロントにはそれぞれ独立した3つのシートが設置され、リアにはもう3人が座れるベンチシートを設けていた。左右それぞれの大きなドアを開いた姿はまるで蝶のようで、この大きなドアは乗員の乗り降りをスムーズにした。とまあ興味深いクルマではあるものの、ラ・ギャラクシーは求められているようなモノとは少し違ったようだ。
フォード・ニュークレオン
実のところ模型止まり、走るヘンテコなクルマがこのニュークレオン。車体後方には予備タイヤのようにも見える小型の原子炉を搭載していた。こんなクルマで走るというのだろうか。
フォードX-2000
X-1000の開発は簡単ではなかった。そのため開発者のアレックス・トレムリスは模型を用いて2000年に走っているであろうクルマの予測をし、この信じられないデザインを作り出した。
GMファイヤーバードIII
ロケットや宇宙船にインスパイアされた時代が少し移ろい、戦闘機に影響を受けたデザインのクルマが登場するようになった(今もそうだ)が、始まりはGMファイヤーバードだ。このクルマが出来上がったのは、旧ソビエトが人工衛星スプートニク2号に、ライカと名付けられた犬を乗せて発射したわずか数カ月後だった。
ファイヤーバードは新しくなる毎に進化を遂げた。自動誘導装置、228psを発生させるガスタービン、室内空間の温度管理やオートライトなどが新たな装備。
XP-700コルベット
より効果的なスタイルへと変貌を遂げたコルベット。独特のノーズデザインとバブルトップキャノピーがスペースエイジを感じさせるポイントだろう。XP-700では後方を覗くためのペリスコープを従来のミラーに代わり装備していた。
キャデラック・サイクロン
ノーズにそびえる黒い突起はサイクロンのドライバーが何かにぶつかることを避けるためのレーダーである。コックピットは1ピースで成形されたキャノピーで保護され、太陽光を反射するようなコーティングが施されていた。
クライスラー・ターボフリット
V8から発せられたパワーは新しい発動機で推進力になった。ドアを開けるとキャノピーも自動開閉し、油圧ブレーキの代わりにエアブレーキを採用、ブレーキシステムにはメカが介入してくる。
フォード・ジャイロン
ジャイロンという名前から3輪だろうと予想がつくが、車体の安定性を保つためにスタビライザーがリアに備わっていて、静止状態や走っていたって直立状態を維持する。
GMランナバウト
シンプルさの中に可愛らしさを織り交ぜたクルマ、それがランナバウト。エアロダイナミクスを重視した、矢のような3輪のクルマで、ショッピングカート2台分の積載量を誇るそうだが、定員の5人を乗せると、安いビールくらいしか積めない。
フォード・シアトルエイトXXI
前に4輪を備えていて、全輪は全て操舵できるもののステアリングはなく、センターコンソールのダイアルがステアリングの代わりである。パワーはタービンかモーター、それか小型原子炉から選べる。正気の沙汰ではない。
ビュイック・センチュリークルーザー
1964年のファイヤーバードIVと同じようなデザインで、回転機能とリクライニングを備えたシートに代表される、快適さとハイパフォーマンスを重視したクルマ。TVだって備わり、引き出し式のテーブルなど、画像では判別できないような機能に満ち溢れていた。居心地良かっただろうに違いない。
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