日産 フェアレディZをマイナーチェンジ。新ボディ色も追加

日産自動車は2017年7月6日、「フェアレディZ」を一部改良し、同日より全国一斉に発売すると発表した。

今回の一部改良では、新色のボディカラー「カーマインレッド」を採用したほか、エクステリアデザインを一部変更している。また、車内からバックドアを開けることが可能な「バックドアアウトサイドオープナースイッチ」も装備された。さらにエンジン特性の変更や新型クラッチの採用によって、さらなるドライビングプレジャーの向上を図るとともに、「SRSカーテンエアバッグ」の展開容量を大幅に拡大することで安全性を高めている。

エクステリアデザインの変更は、ヘッドランプやリヤコンビランプの輪郭をブラックハウジングで強調し、アウトサイドドアハンドルやリヤバンパー下部をブラックとしたこと。さらにVersion STとSグレードには、鍛造製法、ブラック塗装、切削光輝加工を施した、19インチアルミ鍛造ホイールが採用されている。走行性能では、アクセルペダルとスロットルバルブ開度の特性を見直し、アクセルペダル中間開度でのトルクアップと高回転時のトルク低下量を削減。これによって高速道路での合流加速やワインディングロードなどで、スムーズで伸びのある加速感を実現。また、新型の高効率クラッチの採用により、クラッチペダル踏力が軽くなるとともに半クラッチコントロールの操作性も向上している。居住性という面では、、合わせガラスの中間膜に遮音層を挟み、遮音性を向上させたフロントガラスを採用することで静粛性が向上しているほか、NISMOグレードでは、転がり抵抗を20%低減した新タイヤを採用することで、低燃費とロードノイズの1db低減（50km/h時）を実現している。


この記事を画像付きで読む（外部サイト）