ルノーのモータースポーツ部門で高性能スポーツモデルの開発を行うルノースポールは、2017年にリリース予定の新型車を予告する映像を公開した。映像は、ルノースポールの公式Facebookページの「いいね!」が100万回を突破したことを記念した作られたもの。その映像のエンディングに、ベールを被った新型車の姿が「Coming Soon」のメッセージと共に現れる。
過去30余年に登場したルノースポールの代表作が順に登場する映像も必見だ。まず初めに登場するのは「サンクターボ」(1983年)。WRC参戦のためのホモロゲーションモデルとして作られ、ワイドなリアフェンダーとミドシップの後輪駆動レイアウトが特徴のモンスターモデルだ。
続いて「クリオウイリアムズ」(1993)、「スピダー」(1995)が続いて登場する。スピダーはアルミスペースフレーム採用のライトウェイトスポーツ。映像に登場するのはウインドスクリーンありのモデルだが、ウインドスクリーンなしのモデルも設定され、話題を呼んだ。
次に登場するのは「クリオスポールV6」。映像では街中でドリフトをしているが、そんな芸当ができるのは3リッターV6をミッドに積み、後輪を駆動したレイアウトゆえ。カーマニアを「サンクターボ」の再来だと沸かせた。
「トゥインゴRS」(2008)が登場すると、急に現代っぽくなる。1.6リッターエンジンのパワーはそこそこだったが、ワイドトレッド化され、引き締められた足回りは「アシで勝負」と言わんばかり。
そして舞台は、ニュルへと移る。そう、FF最速記録の7分54秒を叩き出した「メガーヌRS」(2014年)の登場だ。
さて、映像のエンディングで登場する「メガーヌRS」。2014年にニュルでFF最速となったが、その後、ライバルのゴルフGTIクラブスポーツSにその座を奪われてしまった。となると、2017年に登場する新型メガーヌRS。そのリベンジを狙ってくる可能性は高い。今後の動向に注目だ。
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