マクラーレンF1チームのランド・ノリスは、チームメイトのカルロス・サインツJr.との調和のとれた関係が、チームにとって前進するための有益な道を切り拓いていると語っている。
昨年はルーキーだったノリスは、F1で5シーズン目を迎えるサインツJr.をチームメイトに持ち、F1について学び始めていた。
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だが20歳のノリスとサインツJr.の仕事上の関係は、友好的でバランスのとれた親密な関係へと急速に発展し、それは彼ら双方にとって有益であるだけでなく、マクラーレンにとっても良い影響があることが証明されている。
「チームメイトだから常に敵対し合っているとか、常に互いに競い合う純粋なライバルだとか、誰もがいつもそういった見方をする」とノリスは最近開催されたオートスポーツ・インターナショナル・ショーで語った。
「僕たちはふたりとも、達成したいことを長期的に見据えているのだと言っておきたい。それはレースで優勝し、タイトルを獲得すること。最高のやり方は、ともに取り組むことなんだ」
「昨年僕たちがやったように、一緒に取り組むということをしていなかったら、チームとして4位でフィニッシュすることはできなかっただろう」
友好的になることはできるだろうが、F1で友人でいることは難しいと人々は言う。だがノリスとサインツJr.はグランプリの週末だけでなく、ときにはコース外でも友人関係を楽しんでいる。
そして彼らの自然な親近感の副産物は、直接チームにもたらされているのだ。
「僕たちが達成したことの大部分は、どのようにともに取り組んだかということによる。どのように助け合い、どのようにチームを助けようとしたかということだ」とノリスは『Crash.net』に語った。
「なぜなら、もし僕たちが敵対し合っていて、助け合うことをしていなかったら、コンストラクターズ選手権で4位にはなれなかっただろうからだ。本当に率直に言えば、今シーズンに臨むにあたってこれほど良いポジションにいることはできなかっただろうね」
「今の時点では、あらゆる面でメリットだけがあるんだ。この状態が続くことを望んでいる。最初に言ったように、僕は楽しんで満喫したいだけだし、彼もそう思っているよ」
「ふたりのドライバーがそうしたことを示すことができた初めてのケースだと思う。だから素晴らしい結果を出すことができたんだ」
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