富士スピードウェイで行なわれているスーパーGT×DTM特別交流戦。#28 BMC Airfilter Audi RS 5 DTMから参戦するロイック・デュバルが、久しぶりに日本でレースをすることに感慨深い表情を見せるとともに、今週末の展望を語った。
デュバルは2006年からスーパーGTに参戦し2010年にはGT500クラスでシリーズチャンピオンを獲得。さらにフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)でも2009年にタイトルを獲得するなど日本のレースで輝かしい実績を残した。
■”将来”に向けて、まずは一歩。ドリームレースの実現にDTM王者ラスト「とても光栄」
現在はアウディ契約ドライバーとしてDTMに参戦しているが、2017年のスーパーGT最終戦で行なわれたDTMデモランに参加するなど、スーパーGTとの交流イベントには積極的に参加していた。
そして今回ついに実現した特別交流戦。古巣であるスーパーGTとの戦いを前に、デュバルは感慨深い表情をみせた。
「とにかく嬉しい。僕が日本で最後にレースをしたのは2016年のWEC富士ラウンドだったと思う。その後も何度か日本に来る機会があって、そこで日本でレースをしていた頃の友達や、応援してくれたファンに会えるチャンスがあったし、久しぶりに日本の食事も楽しむことができた」
「今回は僕も参戦していた経験のあるスーパーGTと一緒にレースができるということで、すごく嬉しい。きっと、みんなにとっても素晴らしい機会であり、経験になると思う」
すでに2日間合計で4セッションを走り終えたデュバル。富士スピードウェイを知り尽くしていることもあってか、走行初日はDTM勢が下位に沈む中、ひとりだけスーパーGT勢の間に割って入る速さを披露した。ウエットコンディションとなった金曜日フリー走行2回目には、レネ・ラスト(#33 Audi Sport RS 5 DTM)に次ぐ2番手タイムを記録した。
しかし、今回の舞台は富士スピードウェイということで、“地の利”を活かせるスーパーGT勢を上回るのはそう簡単なことではないだろうとデュバルは語った。
「昨日(木曜日)僕たちには何度かタイヤパンクチャーのトラブルが出た。それについては疑問が残っている部分はあるけど、全体的なフィーリングとしては僕が以前走っていた頃に近づいているなという感じだった」
「ただ、ホッケンハイムと今回の状況は比べることはできない。スーパーGT勢にとってホッケンハイムは初めてのコースだったけど、富士は“日本勢のテリトリー”ということもあり、彼らの方が有利になる部分もあるだろう。ただ、僕たちは彼らよりハンコックタイヤを知っている。コンディションによっては彼らの方が速いかもしれないけど、そのコンディションが別の方向にいくと、僕たちにもチャンスが出てくるのではないかなと感じた」
「とにかく今週末はいいレース、いいショーにしたいなと思っているよ」
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