富士スピードウェイで行なわれている『スーパーGT×DTM特別交流戦』。金曜日のフリー走行1回目は、#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rのヤン・マーデンボローがトップタイムをマークした。
木曜日から、テストセッションやタイヤテストといった形で走行を重ねていたスーパーGTとDTMのマシン。22日(金)の10時05分からはフリー走行1回目という形で45分の走行が行なわれる予定だったが、朝から降り続いた雨と霧による視界悪化の影響で、セッション開始が25分ディレイとなった。
■ウエットタイヤが足りない? 金曜日の雨予報に備え使用可能セット数が変更
このスケジュール変更により、FP1後に予定されていたスタート練習はキャンセルされた。
10時30分にようやくセッションがスタートすると、各車が続々とコースイン。視界はいくぶん改善されたものの雨量はかなり多いという難しいコンディションで、1コーナーでは止まりきれずにオーバーシュートするマシンも見られた。
セッション開始から4分、マルコ・ヴィットマン(#11 BMW M4 DTM)が1コーナーでコースオフしバリアにクラッシュ。自走でピットに戻ったものの、マシンのリヤ部分に損傷を負い、早々にガレージでマシンを修復することとなった。
さらにセッション開始から12分ごろ、武藤英紀(#16 MOTUL MUGEN NSX-GT)がダンロップコーナー入り口のランオフエリアでマシンストップ。ブレーキングの前から挙動を乱してクラッシュを喫してしまったようで、マシンはリヤ部分を中心に大破しており、武藤自身は足を引きずるような仕草を見せつつマシンを降りた。コース上にもデブリが飛散し、セッションは約18分間に渡って赤旗中断となった。
この時点で、トップはマイク・ロッケンフェラー(Akrapovic Audi RS5 DTM)。2番手にロイック・デュバル(#38 BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)がつけ、スーパーGT勢では中嶋一貴(#36 au TOM’S LC500)が3番手に続いた。
セッション残り15分から走行が再開されると、雨量も少なくなってきたのか、スーパーGT勢も周回を重ねるごとにタイムを上げていき、オーダーは目まぐるしく入れ替わっていった。
そんな中、ヤン・マーデンボロー(#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R)が1分47秒733をマーク。2番手のニック・キャシディ(#37 KeePer TOM'S LC500)に対して0.9秒ほどの差をつけた。
ところが、今度はまた霧が濃くなってきてしまい、視界が悪化したことにより再度赤旗掲示。走行時間を5分残し、そのままセッションは再開されずに終了となった。
結局、セッション首位はマーデンボロー。キャシディが2番手だった。3番手は#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大。DTM勢はロッケンフェラーの4番手が最上位で、タイムは1分49秒114だった。
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