現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > レッドブル・ホンダのフェルスタッペンとピットロードであわや接触。クビサ「彼に謝りたい」

ここから本文です

レッドブル・ホンダのフェルスタッペンとピットロードであわや接触。クビサ「彼に謝りたい」

掲載 更新
レッドブル・ホンダのフェルスタッペンとピットロードであわや接触。クビサ「彼に謝りたい」

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のポールトゥウィンで幕を下ろしたF1ブラジルGP。フェルスタッペンはピットストップでルイス・ハミルトン(メルセデス)に先行されても、その度にコース上でハミルトンをオーバーテイクし、勝利を掴みとった。

 スタートから首位を快走していたフェルスタッペンが1回目のピットインでハミルトンに逆転を許した原因のひとつが、ロバート・クビサ(ウイリアムズ)との交錯だ。20周目にいち早くフレッシュタイヤへと交換し、ハイペースで飛ばして“アンダーカット”を狙ったハミルトンに対し、フェルスタッペンも翌周にタイヤ交換を行ったが、同じ周にピットに入っていた19番手のクビサとピットレーン上でニアミス。接触を回避するためにフェルスタッペンは減速を余儀なくされ、タイムをロスした。

■ホンダパワー炸裂! 胸を張れる結果に田辺F1TD「ドライバーに力を与えられた」

 タイヤ交換を終えたフェルスタッペンのマシンが接近しているにも関わらず、ウイリアムズのピットクルーはクビサを発進させた。これがアンセーフリリースと見なされたことでクビサは5秒のタイムペナルティを科され、ペナルティポイント2点が加算された。

 クビサはレース後、フェルスタッペンが近付いていたことに気付いていなかったとして、申し訳なく思っていると話した。

 ピットアウトの際にフェルスタッペンの存在を確認していたかどうかについてmotorsport.comに尋ねられたクビサは、次のように答えた。

「いや、気付いた時にはもう手遅れだった」

「先頭を争っている時にそれが起きるとどうなるか分かっているからこそ、残念に思う。僕も先頭争いをしていたことがあるけど、こういったことが起こるべきではない。特に僕たちウイリアムズは自分たち自身と戦っている状況だしね」

「だから(フェルスタッペンに)謝りたい。ただ、彼が来ていると気付いた時にはどうしようもなかったんだ」

 またフェルスタッペン曰く、目の前に飛び出して来たクビサを避けるために急ブレーキをかけたため、アンチストールシステムが作動する寸前だったという。

「あれはあまり良いことではなかった」とフェルスタッペンは語った。

「僕がピットアウトをした後、ロバートもピットアウトをして、僕を外側に追いやった。壁にぶつかるところだったよ」

「僕はブレーキを踏まなければいけなかったので、アンチストールに入るところだった。つまり、僕たちはとても接近したんだ」

関連タグ

こんな記事も読まれています

BMW『5シリーズ・ツーリング』新型に「Mパフォーマンスパーツ」を設定
BMW『5シリーズ・ツーリング』新型に「Mパフォーマンスパーツ」を設定
レスポンス
シートヒーターが「有料コンテンツ」に? 使うときだけ課金、クルマとの新しい付き合い方
シートヒーターが「有料コンテンツ」に? 使うときだけ課金、クルマとの新しい付き合い方
AUTOCAR JAPAN
「国産ワゴン」なぜ衰退? わずか4車種に減少! 絶滅寸前でも「やっぱりワゴンが一番!」の声も!? 反響は?
「国産ワゴン」なぜ衰退? わずか4車種に減少! 絶滅寸前でも「やっぱりワゴンが一番!」の声も!? 反響は?
くるまのニュース
無免許運転による事故になる? 教習所内で事故を起こした場合の扱いとは
無免許運転による事故になる? 教習所内で事故を起こした場合の扱いとは
バイクのニュース
アメ車がパワーを捨てて燃費を追いかけた日 排ガス「7割」削減で大波乱 歴史アーカイブ
アメ車がパワーを捨てて燃費を追いかけた日 排ガス「7割」削減で大波乱 歴史アーカイブ
AUTOCAR JAPAN
トヨタ「C-HR」をガルウイングにした理由に驚き! ヴァレンティの流れるウインカーのテールランプが変わった感を強調
トヨタ「C-HR」をガルウイングにした理由に驚き! ヴァレンティの流れるウインカーのテールランプが変わった感を強調
Auto Messe Web
多人数乗車でもパーソナル感を追求!レクサス、ラグジュアリームーバー「LM」に6座仕様を追加設定
多人数乗車でもパーソナル感を追求!レクサス、ラグジュアリームーバー「LM」に6座仕様を追加設定
LE VOLANT CARSMEET WEB
川崎重工の2024年3月期決算、新興国二輪車が減少 航空機エンジン不具合などで大幅減益
川崎重工の2024年3月期決算、新興国二輪車が減少 航空機エンジン不具合などで大幅減益
日刊自動車新聞
ロールス・ロイス初のSUV「カリナン」が大幅にアップデート|Rolls-Royce
ロールス・ロイス初のSUV「カリナン」が大幅にアップデート|Rolls-Royce
OPENERS
日本企業初の営業益5兆円超のトヨタ、佐藤社長が「足場固め」を強調した理由[新聞ウォッチ]
日本企業初の営業益5兆円超のトヨタ、佐藤社長が「足場固め」を強調した理由[新聞ウォッチ]
レスポンス
日野『レンジャー』改良新型が発売、安全性向上…左折巻き込み警報など
日野『レンジャー』改良新型が発売、安全性向上…左折巻き込み警報など
レスポンス
いつから存在している!「ストリートファイター」と言われるバイクを知ってる?
いつから存在している!「ストリートファイター」と言われるバイクを知ってる?
バイクのニュース
日産「新型“最大級”バン」公開! “大胆”顔が超カッコイイ「タフモデル」! 6.3m超えボディもある「インタースター」独に登場
日産「新型“最大級”バン」公開! “大胆”顔が超カッコイイ「タフモデル」! 6.3m超えボディもある「インタースター」独に登場
くるまのニュース
【速報】こ、超えた……トヨタ2024年3月期で営業利益が日本企業史上初の「5兆円」超え、来期減益予想は「足場固め」
【速報】こ、超えた……トヨタ2024年3月期で営業利益が日本企業史上初の「5兆円」超え、来期減益予想は「足場固め」
ベストカーWeb
アドベンチャーバイクの入門編! アメリカホンダが「NX500」の2024年モデルを発売
アドベンチャーバイクの入門編! アメリカホンダが「NX500」の2024年モデルを発売
バイクのニュース
ベントレーの12気筒エンジン最終章、世界限定16台の『バトゥール・コンバーチブル』発表
ベントレーの12気筒エンジン最終章、世界限定16台の『バトゥール・コンバーチブル』発表
レスポンス
ラグジュアリーSUVセグメントを牽引するレンジローバーの2025年モデルが日本での受注を開始
ラグジュアリーSUVセグメントを牽引するレンジローバーの2025年モデルが日本での受注を開始
カー・アンド・ドライバー
【MotoGP】マルケスを手放すはずがない! ペトルッチ、マルケスのドゥカティ・ファクトリー昇格を予想
【MotoGP】マルケスを手放すはずがない! ペトルッチ、マルケスのドゥカティ・ファクトリー昇格を予想
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村