レプソル・ホンダのホルヘ・ロレンソは苦戦が続いているが、チームメイトのマルク・マルケスは来季もそうした状態が続くことは想像できないと話した。
今季、ドゥカティからホンダへと移籍したロレンソだが、RC213Vへの適応に加え、2018年終盤から続いている負傷にも苦しみ、ここまでトップ10フィニッシュすらできていないという、大苦戦に陥っている。
■ロレンソ引退か? バレンシアGPでドルナCEOと“特別記者会見”を実施へ
こうした状態の中、ロレンソが否定しているにもかかわらず、ホンダとの2年契約を早期に打ち切るのではないかという憶測がパドックを彷徨い続けている。
ガゼッタ・デロ・スポルトにマルケスが語ったところによると、彼はロレンソの現状に驚いており、2年契約を最後まで遂げるなら“モチベーションを探す”ように促している。
「(ロレンソの苦戦には)驚かされたよ。僕も、彼も、チームもね」と、マルケスは言う。
「結局のところ、チャンピオンがこうした状況にいるのは想像できないものだ。そしてもう1年こうしたシーズンをすることも想像できないね」
「僕は、彼が解決策を探すことに取り組んでいると思う。彼はモチベーションを見つける必要があるんだ」
マルケスは、ロレンソが同チームで続けるかについて考えを求められるとこう付け加えている。
「彼の契約はそう示している。僕も彼は続けるだろうと思っている。ただ、それは極めて個人的な決定だからね」
ロレンソほどではないが、苦戦しているベテランのひとりにバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がいる。前戦マレーシアGPで、彼はパフォーマンスを盛り返し3位争いを展開した。ただランキングでは7番手と、チームメイトのマーベリック・ビニャーレス(3番手)に遅れを取っている。
しかし、マルケスはロッシが2020年以降も現役を続行できると考えているようだ。
「彼が現役を続ける場合でも、彼は競争力を保つことができるはずだ」と、マルケスは述べた。
「ライダーやスタイルが異なっている今でも、彼はそうしたライダーと一緒に走っている。うまく生き残っているんだ」
「偉大なライダーは、彼らのピークがくるまで、その山を登り続ける。そして(パフォーマンスが)下降に入ったなら、それを可能な限り遅くしようとする。バレンティーノはそれをしているんだ。下り坂はスムーズで、モチベーションが依然として彼の中にあるんだ」
なおロレンソはバレンシアGP期間中の11月14日(木)、現地時間午後3時にプロモーターであるドルナCEOのカルメロ・エスペレータと共に特別記者会見を行う予定だ。
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