MotoGP現役最年長選手のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、先頭集団を走るトップライダーについて、現在のバイクを乗りこなすのに要求されるライディングスタイルにより上手く適応していると考えているようだ。
今季のロッシは表彰台こそ2度獲得しているものの未勝利であり、2017年のオランダGP以来の未勝利記録を伸ばし続けている。それでも、2011~2012年のドゥカティ時代より多少は良いシーズンだと彼は言う。
■逃した“10回目”のタイトルを追いかけて……バレンティーノ・ロッシ40歳、現役続行の理由
しかし、ロッシは現在のトップライダーたちが、タイヤや電子制御といった領域の変化に対してより柔軟に対応していると考えているようだ。
「今年はいくつかの理由でトップライダーたちのライディングスタイルが改善されている」と、ロッシはライバル陣の変化を指摘する。
「新しいバイク、新しい電子制御、そしてタイヤ……そういった物の限界を把握するためには別の乗り方が必要なんだ」
「特にブレーキングだ。(これまでとは)別の方法でのブレーキを試みるんだ。リヤブレーキを(今までよりも多く)使うのはその一例だ。これは皆にとって大きな“始まり”だよ」
■ヤマハ、改善進むもリヤグリップは依然として問題?
今季のヤマハ・YZR-M1は電子制御と加速が改善され、ライバル陣に対して競争力が戻ってきたとロッシは言うが、それでもリヤタイヤのグリップについては進歩がないと繰り返し語っており、それは今でも苦戦の理由だと言う。
「僕らは電子制御や加速面で少しバイクを改善してきた。多少は競争力がついたよ」
「でもリヤタイヤへの負荷に限っては、問題が依然として存在する。ホンダやドゥカティよりもその点は悪いだろうね。これが苦戦(の理由)の大部分になっている僕のようなヤツもいれば、クアルタラロのようにそうでもないヤツもいる。だけどレース終盤になると、ヤマハ勢は全体的に常に少し厳しい状態になっているんだ」
「それから、最高速はいつも足りていないけど、(エンジン開発は凍結されているため)今季の終わりまではこれで行くしかない。ただ全体的には僕らのマシンパッケージはかなり良好に思える。このまま上手くバイクが機能するか、様子を見てみよう」
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