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ホンダサンクスデー2019開幕。バトン、クビアト、クラッチローがもてぎに登場

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ホンダサンクスデー2019開幕。バトン、クビアト、クラッチローがもてぎに登場

 栃木県のツインリンクもてぎにて『Honda Racing THANKS DAY 2019』が開幕。日本でのラストランとなるジェンソン・バトンやF1ドライバーのダニール・クビアトをはじめとする、ホンダを代表するドライバーやライダーが登場。朝から大賑わいとなっている。

■Honda Racing THANKS Ceremony
 Honda Racing THANKS DAY 2019に参加する全ドライバー、ライダー、監督らがホームストレートに集合。その真ん中にはホンダの八郷隆弘社長が立ち、まずは挨拶を述べた。

「トロロッソ・ホンダF1の組織力は強力」クビアト、2020年シーズン活躍への期待を示す

「ホンダは今年、1959年のマン島TTレースに出場以来レース活動60周年を迎えました。長きにわたりレース活動を応援してくださったファンの皆様に改めて感謝申し上げます」

 次にホンダのライダーを代表して、LCRホンダ・カストロールからMotoGPに参戦するカル・クラッチローが次のように述べた。

「Honda Racing THANKS DAYに参加できることを光栄に思う。個人的な話をすると、僕はMotoGP日本GPで何度ももてぎに足を運んでいて、ホンダファンからの熱いサポートには心から感謝している」

「MotoGPはまだシーズンが残っているけれど、ここでたくさんの声援を受けて戦い切りたい。ここにいるすべての皆さんとの交流を楽しみにしている」

 またレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーに参戦する佐藤琢磨が、ドライバーを代表して以下のように語った。

「皆さんの熱い応援を受けまして、私たちドライバー、ライダー、ホンダスタッフ一同はたくさんの力を頂きました。今シーズンはそれぞれ思い思いのレースを走りましたが、ドライバーを代表して改めて御礼を申し上げます」

「先ほど八郷社長の叱咤激励がありましたが、また勝ちを狙い、チャンピオンを狙い、自分自身も改めて来シーズン頑張りたいと思います」

■F1トークショー
 ホンダのパワーユニットを使用するレッドブル・トロロッソ・ホンダより、ダニール・クビアトが朝のトークショーに登場。サンクスデーの前日に日本に着いたばかりだというクビアトは、ツインリンクもてぎに到着するとスーパーGTのマシンをテスト走行したという。

 ステージに登場したクビアトは「アリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶。朝早くから集まったファンを大いに沸かせた。もてぎに来たのは今回が初めてだが、このイベントではファンと近い距離でコミュニケーションが取れることに驚いたという。

 トークショーでは今年の第11戦ドイツGPで3位表彰台を獲得したことを振り返り、「表彰台の獲得と娘の誕生が重なったので、クレイジーな週末だったよ」と語った。またホンダのパワーユニットを使用してシーズンを戦うことについて、「ホンダのパワーユニットを使用する前から自分にとって日本のF1ファンは特別な存在だった。実際にホンダのパワーユニットを使用するドライバーとしてF1日本GPに来たら、想像以上に盛り上がっていたので嬉しかったよ」と述べた。

 なおクビアトは、今日の夜の飛行機でブラジルへ向かうとのこと。「この2日間で地球を1周するようなスケジュール」という通り非常に忙しいスケジュールのなかでの参加となったが、トークショー後には積極的にファンにサインをするなど、ファンとの交流も欠かさなかった。

■Honda Racing Kart Cup
 ホンダを代表するドライバーとライダーがタッグを組んで戦うこのHonda Racing Kart Cup。注目のジェンソン・バトンはMoto2ライダーのソムキャット・チャントラと、ダニール・クビアトは全日本トライアル選手権に参戦する小川知幸と、MotoGPライダーのカル・クラッチローは武藤英紀とペアを組んだ。

 レース前にはドライバーによるタイムアタックが行われ、グリッドが決定。ポールポジションに着いたのはエステバン・グエリエリ/山本鯨組。スタートは4輪を戦う選手が担当し、各チームが白熱のバトルを繰り広げる。最終的に優勝したのは最後に逆転劇を見せた武藤英紀/カル・クラッチロー組、2位は中嶋大祐/高橋巧組、3位はダニール・クビアト/小川知幸組という結果に終わった。

■SRS-Formula Cup
 SRS(鈴鹿サーキットレーシングスクール)で使用されているフォーミュラカーを使用してロードコースで行われたSRS-Formula Cup。レースに参加したのはSRSのプリンシパルを務める佐藤琢磨をはじめ、山本尚貴、野尻智紀、伊沢拓也、塚越広大、牧野任祐、福住仁嶺、名取鉄平の8名だ。

 ポールポジションの佐藤が他のドライバーよりも早めにフォーメーションラップに出てしまうハプニング(?)もあったが、レースは無事にスタート。佐藤がホールショットを奪うが2コーナーで車体の半分を芝生に落としてしまい、その間に伊沢がトップに浮上。後方でも頻繁に順位が入れ替わり、スタートからシーズン中のレースさながらのバトルが繰り広げられた。

 大接戦を制して優勝を飾ったのは塚越。2位の伊沢との差はわずか21/1000秒差だった。このレースのチェッカーフラッグは、地元栃木県出身の女の子とともにダニール・クビアトが務めた。

■Exiciting GROM Cup
 125ccの新型GROMを使用したワンメイクレース。普段はオフロードを舞台に戦うライダーがいるということで、レース環境や、またワンメイクレースということでライダーの体重などを加味したグリッドに。グリッド上位にはオフロードで戦うライダーが並び、ロードレースのライダーはなんと5列以上も後ろからのスタートとなった。

 しかしながら1周目の間に後方からスタートしたロードレースのライダーたちが上位に浮上し、ソムキャット・チャントラがトップに立つ。スリップを使用してカル・クラッチローがトップの座を奪うと、小椋藍、マイク・ディ・メリオ、高橋裕紀と国内外で活躍するライダーが入り乱れてのバトルが展開された。

 短いレースながらも激しいバトルとなったこのレースを制したのは小椋。2位にディ・メリオ、3位がクラッチローとなった。またこのレースでは塚越広大がチェッカーフラッグを振った。

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