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スポーツ 2019.11.5

FIA、2020年シーズンは“厳しすぎる”重量計測無視のペナルティ軽減を検討

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 現在のF1のレギュレーションでは、セッション中の車重計測に応じずに作業を行った場合、決勝レースでピットレーンスタートを義務付けるペナルティが科される。ただ、作業前に指示を見逃したことに気が付き、計測場所まで押し戻した場合は戒告処分で済むこととなっている。

 この車重計測の見逃しについては度々発生しており、今季第19戦アメリカGPでもセルジオ・ペレス(レーシングポイント)がFP2で指示を見逃してピットレーンスタートを科された。

    ■ペレス、アメリカGPのFP2で重量計測を無視。決勝でピットスタートのペナルティ

 FIAのスポーティングレギュレーション第29条には、次のように定められている。

『停止の合図を受けたにもかかわらず、それを行わなかったドライバーは、戒告処分を受ける。ただし、当該車両がその後遅滞なくFIAガレージに戻され、FIAテクニカルデリゲートが、当該車両がピットに自走していった場合と全く同一の状態で戻されたと納得することを条件とする』

『停止の要請がされたときに停止せず、その後FIAガレージに戻されず、あるいはFIAガレー ジに戻る前に車両に作業がなされた場合は、レーススタートをピットレーンから行うよう求められる』

 同様のケースは第4戦アゼルバイジャンGPでも発生しており、当時レッドブルのピエール・ガスリー(トロロッソ)がピットレーンスタートとなっている。

 他にも、2015年のモナコGPでカルロス・サインツJr.が、2016年のバーレーンGPでケビン・マグヌッセンが同様の違反を犯している。

 FIAは、少なくともフリー走行での違反においては、戒告処分とピットレーンスタートの罰則では大きな差が存在することを認識している。ただ前述のサインツJr.などは予選時の違反であり、より重大な違反だと見なされている。

 アゼルバイジャンGPでのガスリーの違反後、チームとFIAはフリー走行時の違反を戒告に下方修正することを議論した。唯一の例外は、悪天候により予選が中止され、フリー走行のタイムでグリッドを決定しなければならない場合だ。

 そしてこうしたアプローチは2020年シーズンに向けて検討される予定だという。

 アメリカGPで車重計測の指示を見逃したペレスは、エンジニアから「計量台」と一言伝えられた。そして彼はファストレーンにマシンを止め、どうするべきかを尋ねていた。

 するとチームは、ガレージに戻るように指示を出した。ペレスはマシンを再発進させ、ガレージ前で停止。チームはそこで、タイヤ交換の練習をしてしまったのだ。ペレスはその後車重チェックに戻ったが、時すでに遅しだった。

 結局ペレスには前述の通りピットレーンスタートが科されたが、スチュワードは暗にこのペナルティが厳しいモノであると認めている。

「ペナルティはF1スポーティングレギュレーションで定められたものであり、スチュワードは他のペナルティを科す裁量権が無いことを認識している」

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(motorsport.com 日本版 Adam Cooper)

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