鈴鹿サーキットで行われる2019全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦。逆転でのシリーズチャンピオンの可能性を残している山下健太(KONDO RACING)は、金曜日の専有走行から好感触を掴んでおり、レースでも優勝することを一番の目標にしていきたいと語った。
午前中に行われた専有走行はヘビーウエットコンディションで各車とも満足に走行することはできなかったが、その中で4番手タイムを記録した山下は、前回の第6戦岡山に続いてマシンのフィーリングに対して手応えを感じていた。
■SF最終戦鈴鹿|土曜日フリー走行の時間を延長、金曜日の悪天候を踏まえ
「これまでウエットコンディションでは、富士(第4戦)の雨のレースでビリになるくらい苦戦していました。しかし今回はチームの皆さんの頑張りのおかげで、パッと走って4番手に入れるくらいクルマのポテンシャルが上がっていることが実感できました。ほんの数周の間にそれを確認できたので、良かったです」
現在トップから8ポイント差のランキング4番手につけている山下。自力で逆転タイトルを掴み取ることはできないが、今回の最終戦で山下がポール・トゥ・ウインを飾り、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が3位以下になれば逆転でチャンピオンを獲得できる差となっている。
山下が逆転で初戴冠する可能性は決して低くないと言えるが、山下はチャンピオンのことを意識せず、このレースに勝つことにこだわっていきたいと語った。
「正直チャンピオンのことについては考えていません。ただ、今年は2連勝している人がいないということで、まずはそれを目指していきたいです。チャンピオンは後から付いてくればラッキーだと思っています」
前回の第6戦岡山では2番手スタートから自身初優勝を飾った山下。レース展開に恵まれた部分もあったが、それ以上にシーズン後半になってマシンやチームのパフォーマンスが上がっていることに大きな手応えを感じている様子。この流れで最終戦も優勝すると意気込んだ。
「シーズン後半になってクルマはだいぶ良くなってきました。正直言うともう少し手前(シーズン序盤)のタイミングから上がってくることができれば良かったですが、いずれにしても良い流れでこられていると思います」
「ただ、岡山と鈴鹿は全然特性が違うコースなので、晴れのコンディションになると状況が変わってくるのかなと思っています。何とかうまく合わせて、もう一度勝ちたいですね」
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