motorsport.comの取材によれば、トロロッソが申請していた名称変更が承認され、来季から”スクーデリア・アルファタウリ”として参戦することになりそうだ。
トロロッソは、2006年からF1に参戦。レッドブルがミナルディを買収する形で誕生した同チームは、レッドブルのジュニアドライバーをデビューさせる”場所”として機能してきた。
■トロロッソ、名称変更を申請……2020年シーズンから”アルファタウリ”に?
しかし先月、同チームは来季からの名称変更を申請していることが明らかになった。
motorsport.comの取材によれば、日本GPの1週間前にF1委員会による電子投票が行われ、この名称変更が承認されたようだ。
この”アルファタウリ”という新名称は、レッドブルの新しいファッションブランドの名前であり、おうし座の中の星「アルデバラン」にちなんだモノである。
各チームは、タイトルスポンサーの変更に伴い公式エントリー名を変えることがある。しかし所有権が変わっていないにも関わらず、チーム名称自体を完全に変更するのは一般的ではない。
しかしザウバーは、2019年からチーム名称をアルファロメオ・レーシングに変更した。これはタイトルスポンサーであるアルファロメオの影響度を引き上げたモノであり、エントリー自体はザウバーのままである。
2018年シーズンの途中にはフォースインディアがレーシングポイントに変わったが、これはエントリーするチームの母体自体が変更されているため、今回のアルファタウリの件とは全く別のケースである。
フォースインディアは財政難に見舞われたことで管財人の管理下に入り、それをローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが引き継ぐ形となった。マシンを含むほとんどの要素はフォースインディアのモノを引き継いだが、まったくの別チームとしてエントリーし直す必要があったのだ。
なおトロロッソは、F1デビュー前には”スクアドラ・トロロッソ”と呼ばれていた。しかし結局は”スクーデリア・トロロッソ”と細かく変更され、現在に至っている。
同チームはこれまで、セバスチャン・ベッテルやダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンら複数のGPウイナーを輩出。2008年のイタリアGPでの優勝(ベッテル)と今年のドイツGP(ダニール・クビアト)での3位と、合計2度の表彰台を獲得している。
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