メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1シンガポールGPのフリー走行1回目、ターン19でクラッシュを喫した。マシンはこの事故により、左前を中心に大破。チームは大規模な修復作業を迫られた。
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このFP1でボッタスはハミルトンから0.4秒遅れのタイムだったが、修復されたマシンで走ったFP2では、その差が1秒以上に拡大することになった。
セッション後にボッタスは、修復されたW10がFP2では完全に正しいモノではないように感じたと認めた。そして、「ステアリングシステムの抵抗」を感じたと報告している。
「とても難しい日だった」
そうボッタスは金曜日について語った。
「FP1では少し休みを取ることになった。僕の走行は、少し早めに終わってしまったからね。でも、それまでは全てが大丈夫で、たったひとつのコーナーでリヤのコントロールを失っただけだ。そしてここでは、ランオフエリアがないため、そのミスの代償を支払うことになる」
「FP2では、実際に何が起きたのかよく分からない。どの走行でも、そしてどちらのタイヤでも、ペースが足りなかった。マシンの中のモノが全て正しかったのかどうかよく分からない。確認する必要があるね」
「これ以上速く走れないように感じたけど、1秒以上遅れることになってしまったんだ」
「僕が感じることができた唯一のことは、ステアリングシステムにかなりの抵抗を感じたということだ。だから、マシンを適切に感じるのに苦労した。全てが100%だったとは思わないが、僕がもっとうまく走るためにできることを見つけておく必要がある」
一方のハミルトンは、トップタイムを記録するなど、快適な1日になったようだ。
「本当に満足しているよ」
ハミルトンはそう語った。
「今日のクルマは、ここしばらくよりもずっとフィーリングが良かった。残りの週末にも、このフィーリングが残ることを願っている」
「とはいえ、僕らには間違いなく、改善できる部分がある。完璧なモノなどありえないからね。だから僕は、もっと前進できる部分、クルマを改善できるような部分を探さなければいけない。ブレーキやターンインのポイントなど、改善できることはまだまだあるしね」
そのハミルトンはレッドブルを警戒していると言う。事実、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はFP2で、ハミルトンの僅か0.184秒差まで迫った。
「というのも、僕はそのセッションで一番速かったけど、彼ら(レッドブル)はとっても接近してきていたんだ」
「彼が完璧なラップを走ったのかどうか、そして僕らが彼らよりもうまくやったのかどうか、デブリーフィングでそれを検証するつもりだ」
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