スポーツランドSUGOで9月21日(土)、22日(日)に開催される2019スーパーGT第7戦。GT500クラスでランキングトップにつける#6 WAKO’S 4CR LC500の大嶋和也は、少しでも有利な状態で最終戦もてぎに迎えるようなレースをしたいと語った。
第6戦オートポリスでは最大ウェイトハンデである100kgを背負いながらも、大嶋は相方の山下健太とともに粘り強い走りを見せ6位入賞。ランキング2番手の#37 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)に差を縮められるも、10ポイントのリードを築いてSUGOラウンドを迎えた。
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「前回は色々な状況や流れもあって37号車に3位を獲られたのは悔しいです。とは言っても、僕たちも僕たちなりに十分な結果を残せているので、前向きにいきたいですし、今回も変わらず同じことをやっていければなと思います」
「有利な立場にいると思いますが、ひとつでもミスすれば、(王座争いが)全然わからない状況になるポイント差だと思っています。とにかくミスがないように、何が起こっても大丈夫なように色々準備しているところです」
そう語った大嶋。この日もチームは狭いSUGOのピットレーンを考慮し、斜め位置でのピット作業練習を繰り返し行い、少しでもロスタイムを削減しようと試行錯誤していた。
結果次第ではこのレースで6号車がチャンピオンになる可能性もあるが、大嶋は“最終戦もてぎでの勝負になる”と覚悟を決めているようだ。
「当然“まだまだ”です。今回のレースが終わるとだいぶ(状況が)見えてくると思いますが、最低限ランキングトップはキープした状態でもてぎに行きたいなと思っています」
「チャンスがあれば攻めていくことも必要ですが、僕たちの立場では無茶はできないので、とにかく確実にしっかりとランキング争いをしているクルマの前でゴールできればなと思います」
今回の舞台となるスポーツランドSUGOでは8月に公式テストが行われたが、そこでのフィーリングは悪くなかったという大嶋。今回6号車は50kg以上のハンデを背負うため、燃料リストリクター制限を受けることになるが、テストでの手応えを再現できれば、そのハンデ分を帳消しにできる可能性は十分にあると自信をみせた。
「テストではフィーリングがすごく良かったです。ただ、それ以上にホンダ勢が良かったというのがあって、その後ろ(の順位)になってしまいましたけど、同じ条件で走っているレクサス勢の中では0.2~0.3秒ほどのアドバンテージはあると思います。一番(ウエイトが)重い上に燃リスもついているので、かなり厳しい状況ではあるんですが、(テストでのフィーリングが)今回も維持できていれば、燃リス分くらいは取り返せるのではないかなと思っています」
今回のレースは雨になるという予報も出ているなど、コンディションが読めない状況となっている。その中でも大嶋はどんな状況であれ、最終戦につなげるためにしっかりポイントを獲得したいと語った。
「ただ今回は(天候など)不確定要素が多いので、僕たちに良いように転がる可能性もあるし、逆に相手に有利に働く可能性もあります。できれば、ドライで落ち着いたレースをやりたいです」
「また(レースでは)運・不運もあったりするので、どうなるかは分かりませんが、やれることをしっかりやっていければ今回もポイント圏内に確実に居られると思っています。とにかくリタイアだけは絶対に避けたいですね」
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