2019年のスーパーGTも、いよいよ残り2戦。スポーツランドSUGOで開催される第7戦にGT300クラスのポイントリーダーとして乗り込んだ#55 ARTA NSX GT3の高木真一だが、余裕は全くないという。
昨年は最終戦もてぎで逆転を許し、惜しくもGT300チャンピオンを逃した55号車。今年はマシンをNSX GT3に変更し福住仁嶺が新パートナーとして加入。開幕戦から力強いシーズンを送っており、第7戦を迎えた時点でチャンピオン争いをリードしている。高木はこうした状況について「幸せです」と話した。
■12号車カルソニック IMPUL GT-Rのジェームス・ロシター、体調が回復しSUGO戦は予定通り参戦「ドクターの好判断ですぐに回復できた」
「ブリヂストンタイヤさんやチームの総合力があるから、毎年チャンピオン争いができています。そこを強みに、SUGO戦も確実にいきたいと思います」
今季のGT300クラスは僅差の争いが続いており、特にランキングトップ4台がわずか6.5ポイント以内にひしめいている。
高木は、ランキング首位の余裕は全くないと話し、#88 マネパ ランボルギーニ GT3や#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rを強く意識していた。
「ポイント差もないですし、余裕はゼロです。追われている立場だという感覚がすごくありますし、相当頑張らないとチャンピオンは難しいと思っています」
「いま思うのは、ランボルギーニとGT-Rはすごくチャンピオンに近いクルマなのかなということです。GT-Rはパワーもありますし、そういう意味では最終戦もてぎは何が起きてもおかしくないですね」
BMW M6 GT3を使用していた昨年は、得意なコースでポイントを稼ぐ形でタイトル争いを演じた55号車。マシンをホンダNSX GT3にスイッチした今年は優勝こそないものの、GT300クラスで唯一全戦でポイントを積み重ねている。
M6よりも最終戦もてぎに対する得意意識がない分、55号車はSUGOでポイント差を広げておきたいところ。しかし高木は、8月にSUGOで行われた公式テストで良いフィーリングが得られなかったと言う。
「NSXはどこのサーキットに行ってもすごく遅いということがなくて、オールマイティ。ミッドシップだからSUGOに合っていて、雨でも晴れでもそこそこ良いと思います」
「もてぎよりはSUGOで結果を出さなくちゃいけないですが、テストではフィーリング的にうまく合わせきれていなかったので心配ではあります」
前戦オートポリスに続き、今回のレースも決勝日は天候が悪化する予報が出ている。高木は、チームの強みを活かして好結果を残したいと意気込んだ。
「(雨で)荒れたレースになって、いろいろなことが起きた方が僕たちにとってはいいのかもしれない。チーム力を活かして良い結果を出せれば良いかなと思っています」
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