F1第14戦イタリアGPの決勝レース序盤、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とランス・ストロール(レーシングポイント)の間、そしてストロールとピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)の間で続けざまにインシデントが発生した。
ベッテルはレース開始から6周目にアスカリシケインで単独スピンを喫してしまい、トラックを横断して最終的にコース外に乗り上げた。そしてベッテルはコースへ戻ろうとマシンを発進させたが、そこに後方から進んできたストロールがベッテルを避けることができずに接触。ストロールがスピンを喫する事態となった。
■ベッテルの”危険なコース復帰”にストロール憤慨「かなり腹立たしい」
そのストロールもコースへ戻ろうとした際、ガスリーのラインを塞いでしまったため、ガスリーは間一髪のところでグラベルへと逃れる必要があったのだ。
FIAはこのふたつのインシデントの調査を行い、ベッテルには10秒間のストップ&ゴーペナルティ、ストロールにはドライブスルーペナルティを科すことを通知した。
F1のレースディレクターであるマイケル・マシは、ベッテルの動きが接触を引き起こしたこと、それが両者に科されたペナルティの差だと説明している。
「基本的に、このふたつのインシデントの違いは、セバスチャンにある。ひとつは安全でないコース復帰、ふたつめに衝突を引き起こしたことだ」
「一方で、ランスとピエールの間のインシデントは、安全でないコース復帰のみが問題だ。その違いが、科されたペナルティの差だ」
ベッテルとストロールは、両者ともにマシンが迫ってくるのが見えなかったと主張している。だがマシは状況が明確になるまで動かないようにしなかった事への言い訳にはならないと考えている。
motorsport.comがマシに対し、この先同じような状況に陥ったドライバーに、どんなアドバイスをするか訊くと、彼は「疑わしい状況なら、おそらく慎重になることが必要だろう」と語った。
「チームは全てのことにもう少し慎重になる必要がある。正直なところ、疑わしい時は慎重になるべきだ」
「だが今回、全てがとても早く行われた。大きなタイムラグは無かったんだ。言葉で言うなら、バン、バン、バン!と言った具合にね。まさに連鎖反応として(コース復帰が)行われたようだったよ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?