フェラーリはF1ドイツGPのフリー走行で3セッション全てトップタイムを記録した。しかし予選ではQ1でセバスチャン・ベッテル、Q3ではシャルル・ルクレールのマシンにトラブルが発生し、ポールポジションを争うことができず、失意の結果となってしまった。
なお、ベッテルのトラブル原因はインタークーラーに関するものではないかとされている。一方のルクレールは、燃料ポンプの故障が原因だったようだ。
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「間違いなくチームにとって難しい1日になった」とルクレールは語った。
「こんなことは(クラッシュするまで)ポールを確信していたバクー以来だ。2台のマシンにトラブルが起こるのは非常に厳しいし、チームはこの結果にふさわしくない」
ルクレールはQ1でトップタイムを記録し、Q2でもルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ2番手タイムをマークしていた。やはり彼には、トラブルさえなければポールポジションを獲得する自信があったようだ。
「僕たちは間違いなく速かった。Q2では少しタイヤを持たせなければいけなかったけど(2番手だったし)、Q3に向けて自信があった」
「ただ残念ながら、僕たちの速さを示すことができなかった」
チームメイトのベッテルは、母国ドイツでのホームレースをグリッド最後方から迎えなければいけなくなった。ベッテルはそれを“非常に痛い”と表現し、次のように語った。
「本当に虚しくて、悔しくて、がっかりしている。特にここでは、マシンの調子が良かったんだ」
「昨日からフィーリングが良かったし、今朝(FP3)もさらに良かったから、今回は本当に良いチャンスだと思っていた」
「今となっては誰にもわからないことだけど、僕は(ポールを獲得することが)できたと思っている。マシンは調子が良かったし、いくつか変更した点が午後にはうまく作用するはずだったんだ」
チーム代表のマッティア・ビノットは、どちらのトラブルも「(グリッド)ペナルティには影響がない」としており、レースに向けてマシンが完璧な状態に修復されると確信している。
「我々が失望していることに疑いの余地はない。今日まで素晴らしいパフォーマンスだったからだ。ただ、もうこれ以上のことは起こらないはずだ」
「ふたりのドライバーにとって残念なことになった。彼は非常に良い走りを予選で見せてくれたはずなんだ」
「我々は責任を感じている。特に私個人の責任を感じている。これまで起こらなかった問題がふたつも起こったんだ」
またルクレールは、失意のフェラーリクルーを“再びハッピーにさせる”ため、決勝ではアグレッシブなレースを見せようとしている。
「これもレースの一部だし、僕たちチームはこういった出来事を経て強くならないといけないんだ」とルクレールは話した。
「僕たちが明日素晴らしい仕事ができるという自信があるので、彼ら(クルー)には笑顔をなくさないでほしい。簡単な1日にはならないだろうけど、マシンは良いので、彼らに何かしら笑顔を与えられるようにするよ」
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