F1第10戦イギリスGPのレース開始前、レッドブルのメカニックらはマシンのリヤウイング周辺でかなり慌ただしく動き回っていたが、それはマシン2台のリヤウイングのエンドプレートを交換するためだったようだ。
スタート前ということでマシンはパルクフェルメ状態となっていたため、チームがリヤウイングパーツを変えるためには、FIAの許可を得なくてはならなかった。そしてこうした事実が問題を複雑にしていた。
■ レッドブル代表、傷つきながらも5位のフェルスタッペンは”信じられない!”
motorsport.comがグリッド上で何が起こっていたのかを尋ねると、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは以下のように答えた。
「メカニックのひとりがマックス(フェルスタッペン)のリヤウイングにクラック(ひび割れ)が入っていることを見つけたんだ。それで我々は、取り替える許可を得るために(FIAへ)問い合わせることになった」
「それから、ピエール(ガスリー)のマシンも検査が入り、同じ部分にクラックが入り始めているのを確認することができた。安全措置として両方のマシンのパーツを交換する許可が下りたことで、我々はそれを行ったんだ」
エンドプレートは同一の仕様の物に交換され、メカニックはレース中に再びクラックが入らないようにするためか、特殊な接着テープをウイングに貼っていた。
「あのテープは(ウイングを)補強するつもりはなかった。接着するためのものだ」とホーナーは語った。
こうしたクラックが入った原因についてはレッドブルも調査中としているが、高速サーキットであるシルバーストンでの走行は、年間を通じてマシンに最も高い負荷を掛けると言うこともできるだろう。
なお、最終的にフェルスタッペンとガスリーは共に、リヤウイングに問題が出ることなくレースを完走した。
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