鈴鹿サーキットで行われている2019スーパーGT第3戦の公式予選。GT300クラスは#25 HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉)が今季初のポールポジションを獲得した。
朝から強い日差しが照りつける鈴鹿サーキット。午後になってさらに暑くなり気温31度、路面温度48度と真夏日の中で予選セッションが始まった。
■ HOPPY 86 MC、鈴鹿から反撃開始か? 松井孝允「今回の持ち込みが楽しみ」
全29台のうちトップ16台が次のラウンドに進出できるGT300クラス。開始直後から各車がコースインしタイムアタックを開始した。まずは#25 HOPPY 86 MC(佐藤公哉)が1分57秒895で暫定トップタイムをマークするが、同じマザーシャシーのトヨタ86を駆る#5 ADVICS マッハ車検 MC86 マッハ号(坂口夏月)が1分57秒827でタイムを更新。トップに浮上した。
開始から10分が経過したところで、#9 PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE(峰尾恭輔)がヘアピンでクラッシュ。赤旗中断となった。幸い、峰尾に怪我はなく自力でマシンから脱出。マシンも大きなダメージを受けていない様子だった。
マシンの回収が終わり、残り4分のところからセッションが再開されたが、残り時間が少ないということもあってか、大幅なタイムの更新はなく、上位陣の順位にも変化なくセッションが終了。5号車がトップでQ1を通過。2番手に25号車、3番手に#2シンティアム ・アップル・ロータスが続き、マザーシャシー勢がトップ3を独占した。
この他、開幕戦ウィナーの#96 K-tunes RC F GT3は5番手、ランキング首位の#55 ARTA NSX GT3は13番手でQ2進出を果たしたが、前回の第2戦富士でポールポジションを獲得した#56 リアライズ日産自動車大学校GT-Rは21番手で敗退。昨年チャンピオンの#65 LEON PYRAMID AMGも22番手でQ1敗退となった。
続くQ2は10分間しかないということで、セッション開始と同時に全16台がコースイン。タイムアタックを行なった。
まず好タイムを出したのが、ここまでノーポイントできている25号車の松井孝允が1分57秒008を叩き出しトップタイム。2番手以下に0.5秒以上の差をつける速さをみせた。松井は連続してタイムアタックに入らず。そのままピットイン。まさに一撃離脱という走りをみせた。
この松井の驚異的なタイムに対し、ライバルも果敢にタイムアタックを行なったが#61 SUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝は1分57秒587、5号車の平木湧也が1分57秒571でトップには届かなかった。
そんな中、25号車に肉薄する走りをみせたのが96号車の阪口晴南。前半セクターではやや遅れを取っていたが、後半ふたつのセクターでベストタイムを刻み、1分57秒134を記録。松井のトップタイムには約0.1秒及ばなかったが、2番手を獲得した。ここでチェッカーフラッグとなり、Q2が終了。25号車の松井/佐藤組が昨年の第7戦オートポリス以来となる今季初のポールポジションを獲得した。2番手には96号車の新田/阪口組、3番手には5号車の坂口/平木組がつけた。
先日、第一子となる男の子が生まれたという松井。父親になって最初のスーパーGTのレースで見事な予選アタックを披露し、ポールポジション獲得を果たした。
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