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レッドブルF1代表「2019年レギュレーションへの適応に苦戦も、マシンは進化しつつある」

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レッドブルF1代表「2019年レギュレーションへの適応に苦戦も、マシンは進化しつつある」

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2019年F1シーズンの新レギュレーションにチームは理想的な形で適応することができずにいると認めているが、それでもここまでの間、RB15の改善は進んでいると語った。

 2019年、パワーユニット(PU/エンジン)パートナーとしてホンダと契約、新たなスタートを切ったレッドブルだが、RB15は期待したようなパフォーマンスを発揮していない。第5戦までにフェルスタッペンは3位を2回、4位を3回獲得し、ランキング3位につけているものの、優勝をかけてメルセデスと戦うことはできずにいる。

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 しかしプレシーズンテストから序盤5戦にかけて、レッドブルはマシンをうまく改善してきたとホーナーは考えている。

「8、9週間前のプレシーズンテストでの状況を考えれば、(メルセデスやフェラーリとの)ギャップを縮め、マシンにパフォーマンスを加えていくことができており、実に心強い」

 一方でホーナーは、今後、レッドブルはさらにマシンを向上させていく必要があり、その余地はまだあると述べた。

 ホーナーは、2019年F1に導入された変更、主にフロントウイングとタイヤに関する変更の「ふたつの組み合わせ」がレッドブルに有利に働かなかったと示唆した。

「新レギュレーションとタイヤの新しいコンストラクション導入に伴い、目指す位置という点においては、まだ理想的な状況には至っていない」

「昨年末の段階では、我々はタイヤをうまく扱えていた。今年はラバーが25パーセント減り、固くなったと思う」
 ピレリは2019年に前年の通常バージョンよりもトレッドの薄いタイヤを導入した。

「昨年のものをベースに発展させてきた空力コンセプトは、フロントウイングに対して敏感なものだった。そのため、そこに改めて焦点を当て、バランスを調整しなければならなかった」

 レッドブルの開発アプローチについて聞かれたホーナーは、「ひたすら進化させていくことだ」と答えている。
「スペイン(でのアップグレードで)一歩前進した。今後も前進を続けていきたい」

■「ホンダのパワーユニットは信頼性もパフォーマンスも大きく進歩」とホーナー代表

 ホンダはアゼルバイジャンGPでスペック2エンジンを投入した。これは信頼性と耐久性の向上を目的としたものだが、パフォーマンスも多少向上させているとホンダは説明していた。

 ホンダのパワーユニットの進歩には満足していると言うホーナーだが、現在優勢を誇るメルセデスとのギャップを縮めるために、パッケージ全体の改善をさらに図っていく必要があると語った。

「ホンダは大きく進歩した。昨年までと比較すると素晴らしい信頼性を発揮しているし、パフォーマンスも強力だ」

「だがもちろん、ライバルたちも同時に進歩している。フェラーリは新仕様のエンジンを導入し、ルノーもアップグレードを行った。メルセデスは(カナダGPの)モントリオールあたりでアップデート版を投入するだろう」

「我々はメルセデスとのギャップを縮めることを目指し、集中して取り組んでいく必要がある」

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