MotoGP2019年シーズンは、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が現チャンピオンのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)との戦いを僅差で制し優勝するところから幕を開けた。そして続く第2戦アルゼンチンGPでは、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とのバトルに敗れたものの、3位表彰台を獲得している。
ドヴィツィオーゾは、アルゼンチンGPはドゥカティにとってカレンダーの中でも最も困難なサーキットのひとつである事から、こうした結果を“大変なモノ”だと形容している。
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マルケスは、ドヴィツィオーゾのアルゼンチンGPでの成績改善が、昨年と比べてポイントへのダメージを、より少なく管理していることの兆候だと認識しているという。
「アルゼンチンでの優勝はとても簡単なものだったけれど、シーズンを通じてでは、そうはならないだろう」
2位に約10秒差を付けて優勝を飾ったマルケスはそう語っている。
「ドヴィツィオーゾは僕の強力なライバルだ。彼は過去2年の良い経験を得てここに来ている。それから、ロッシはそれほどコンスタントではないけど、それでも速くする事ができるだろう」
「不思議なのは、毎年同じ名前が出てくる所だ。昨年、僕らは、僕、ドヴィツィオーゾ、ロッシのトップ3でシーズンを終えている。そして今も同じなんだ」
マルケスに、何故ドヴィツィオーゾが今シーズンをより脅かす存在になると感じるのかを尋ねると、彼はこう答えている。
「ドヴィツィオーゾは今まであった弱点をより良くしていると思う」
「過去2年、彼は三つか四つのトラックでは問題も多かった。そして、その事が彼により多くのポイントを失わせていたんだ。(今年)彼はその部分についてかなり取り組んできていて、今はより良く、そしてコンスタントになっている」
「これはチャンピオンシップにおいて、ドヴィツィオーゾの事をより危険な存在にしてしまう。彼は既に(昨年は6位に終わっていた)アルゼンチンでも表彰台を獲っているんだ」
「僕は過去数年で、出来る限りベストな方法で耐える事を学んでいる。僕らはタフなトラックでどうやって耐えて、そして必要な場所でアタックするかを理解している。今年もそうしていくはずだ」
「速さを発揮する必要はあるけれど、冷静に、そしてどのサーキットでもひとつの失敗も犯さない必要があるんだ」
マルケスはドヴィツィオーゾに4ポイントのリードを持って、次戦アメリカズGPへ向かう。アメリカズGPは彼が6連勝している“マルケスの庭”とも言える場所でもあるが、マルケスは7連勝という偉業を成し遂げられるだろうか。
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