富士スピードウェイで行われているスーパーフォーミュラの第2回公式テスト。2日目午前のセッションは山下健太(KONDO RACING)がトップタイムを記録。トヨタ/TRDエンジン勢が速さを見せた。
2日目は朝から青空が広がり、富士山も一望できるほどの晴天に恵まれた富士スピードウェイ。午前9時00分から今週3回目のセッションが始まったが、前日のセッション1同様に赤旗が続発した。
■SF王者の山本尚貴、富士テストで速さをみせるも笑顔なし「今日のトップタイムに大きな意味はない」
開始10分を過ぎたところでアーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が13コーナーでコースオフし赤旗中断。マシン回収後にセッションが再開され、各車ともにテストメニューを順調にこなしていたが、開始から1時間を過ぎたところで今度はアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が100Rを立ち上がったところでストップ……2回目の赤旗中断となった。この2台に関してはマシンのダメージがほとんどなかったようで、セッション後半には走行を再開することとなった。
セッション後半はトヨタ/TRDエンジン勢が上位につけたが、その中でも速さをみせたのがKONDO RACING勢。残り30分のところで山下が1分22秒477をマークすると、国本雄資も1分22秒866を記録し、ワンツーを独占した。
セッション残り20分のところで、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が100Rでコースオフ。タイヤバリヤにヒットしフロントウイングを破損してしまった。このマシン回収のため、3回目の赤旗が出された。
前日から赤旗中断が続出したこともあり、チェッカーフラッグの時間が5分後ろ倒しされてセッション再開。ここでいち早くソフトタイヤを履いたのがホンダ/M-TECエンジン勢。特にDOCOMO TEAM DANDELION RACINGのふたりがタイムを更新し、福住仁嶺が1分22秒243でトップに浮上。山本尚貴も3番手につけた。
この直後、ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)がレクサスコーナー手前でコースオフし、4回目の赤旗中断。マシン回収後に再開されるが、残り7分というタイミングだったこともあり、ほとんどのマシンがソフトタイヤを装着してタイムアタックを敢行することになった。
各車が続々とタイムを更新していく中、山下が他を圧倒。唯一の1分21秒台となる1分21秒798を叩き出し、午前のセッションでトップタイムを記録した。
2番手にはニック・キャシディ、3番手には中嶋一貴と、VANTELIN TEAM TOM’S勢が並んだ。4番手の福住を挟み、5番手と6番手にはJMS P.MU/CERUMO・INGINGの2台がつけるなど、トヨタ/TRD勢が上位の大部分を占める結果となった。
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