3月13日、ネッツトヨタ東京は2019年のモータスポーツ活動体制を発表し、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceなど3つの参加型モータースポーツカテゴリーに参戦することを明らかにした。
ネッツトヨタ東京は2018年シーズン、国内最大級のワンメイクシリーズである86/BRZ Raceに加えて、TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race(ヴィッツレース)、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジに参戦した。
長野五輪金メダリストの清水宏保、ネッツトヨタ東京から2018年のヴィッツレースに参戦
今季については、チーム名をトヨタ販売グループの東京直営販売店融合に伴い、従来のネッツ東京レーシングからGR Tokyo Racingへと改める。また、その活動拠点をGR Garage東京三鷹に移すこともあわせてアナウンスされた。
具体的な参戦体制ではまず、昨シーズン、86/BRZ Raceに参戦していた社員ドライバーの水谷大介が、今季はクラブマンシリーズからプロフェッショナルシリーズにステップアップを果たし、シリーズ全8戦に出場することに。
一方、ヴィッツレースでは同じく社員ドライバーの長山等と、2018年シーズンから参戦を開始した長野オリンピック男子スピードスケート金メダリストの清水宏保の継続起用が決定。また、2014年から同シリーズに参戦し、スーパー耐久シリーズST5クラスの参戦経験を持つ女性ドライバー、咲川めりを新たなメンバーに迎えている。
ラリー競技では塚本奈々美とコドライバー寺田昌弘のコンビが、2018年シーズンに引き続きTGRラリーチャレンジで起用される。2名はトヨタ86でC-3クラスの12戦中6戦に出場する予定だ。
さらにGR Tokyo Racingは社員公募ドライバーを起用してC-1クラスにトヨタ・アクアで、C2クラスにはトヨタ・ヴィッツで参戦するという。なお、2016年より同チームから86/BRZ Raceに参戦していた脇阪寿一については今回、アナウンスがなされなかった。
■GR Tokyo Racing 2019モータースポーツ活動体制
レース名シリーズ/クラス参戦レース数ドライバー・コドライバー86/BRZ Raceプロフェッショナル8戦中8戦水谷大介ヴィッツレース関東シリーズ他5戦中5戦長山等ヴィッツレース関東シリーズ他5戦中5戦清水宏保ヴィッツレース関東シリーズ他5戦中5戦咲川めりTGRラリーC-3(86)12戦中6戦塚本奈々美・寺田昌弘TGRラリーC-1(アクア)12戦中4戦社員公募Dr.・長山等TGRラリーC-2(ヴィッツ)12戦中4戦社員公募Dr.・咲川めり
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