バルセロナで行われているF1合同オフシーズンテスト3日目、ハースは電気系のトラブルが3度も発生してしまった。これについてギュンター・シュタイナー代表はこの問題には対処しなければならないと語ったものの、チームは非常に前向きな雰囲気を保っているようだ。
テスト初日にも電気系の問題が燃圧低下を招き、ロマン・グロージャンがマシンを止めていたハースだったが、3日目にはトラブルが頻発。午前中に走行を担当したテストドライバーのピエトロ・フィッティパルディが1回、午後にマシンを引き継いだグロージャンも2回トラブルに見舞われた
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ハースはそれでも計117周を走破しているが、シュタイナー代表はチームがまだ問題を解決できていないと話した。
「イライラするというより、鬱陶しいという感じだ。マシンのポテンシャルは良いし、ドライバーもそうだ。我々はこうした”小さなグレムリン”に対処する必要がある」
「何が問題の原因なのかを突き止める必要がある。それを見つけるための時間はあるので、それほど必死にはなっていない。それほど絶望的なことではないし、修正はできるだろう」
シュタイナーは、テスト初日のマシンストップは電気的な問題が燃圧低下を引き起こしたことを認めた。一方でテスト3日目については「エンジンを守るためにマシンを止めなければならなかった」と説明した。
そんな中、グロージャンはトラブルもテストの一部であり、チームは順調に進歩し続けていると述べた。
「何回か電気系の問題が起きたが、その解決はそれほど困難ではないだろう」
「正直に言って、悪い1日ではなかった。2、3回コース上でマシンを止めなければならなかったけど、これもテストの一部だし、僕たちの限界やマシンのどこが良くなっているかを見つけようとしているんだ」
「トラブルは起きて欲しくないけど、それが(開幕戦)メルボルンで発生する方が嫌なので、ここでそれが起きることはとても嬉しく思うし、チェックすることもできる」
「ここで重要なのは、マシンが本当に良いことだ。テスト初日から良い一歩が踏み出せた。月曜日の時点でもう満足していたけど、今はもっとハッピーだ」
「僕たちはどんどん良くなってきている。マシンは本当に改善されているし、良い方向に向かっている。だから、さらに作業を進めるのをとても楽しみにしている」
テスト4日目はグロージャンが走行を担当、午後はケビン・マグヌッセンがマシンを引き継ぐ予定だ。マグヌッセンはテスト2日目の午前にドライブしたものの、ヘッドレストに問題があり午後から走行を控えていた。
シュタイナーはマグヌセンのヘッドレスト問題は解決していると認めた。
「準備はできているし、問題ないだろう」
「ヘッドレストとシートを変更するだけだった。大したことではない。ただの適応だ。2日目は、安全上の理由から対策する時間はなかったが、それはここ(バルセロナ)で行われた」
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