悪天候により大荒れ模様となった第57回デイトナ24時間レース。アキュラ・チームペンスキー7号車の一員だったアレクサンダー・ロッシは、ドライコンディションであればアキュラ勢が勝利していたはずだと主張した。
レース序盤から、マツダ チーム・ヨーストの2台と互角の争いを展開していたアキュラARX-05の6号車と7号車。マツダの2台が信頼性トラブルでリタイアとなると、アキュラの2台が真夜中の時間帯にワンツー体制を築いた。
■デイトナ優勝のアロンソ、ウェイン・テイラー・レーシングの”完璧な仕事”に感謝
しかし残り時間が10時間を切った頃に雨が降り出すと、ウェイン・テイラー・レーシング10号車とウェーレン・エンジニアリング31号車のキャデラックDPi-V.R勢が速さを増し、アキュラの2台は一転劣勢となった。
結局、フェルナンド・アロンソが印象的な速さを見せた10号車が総合優勝。アキュラ7号車は、31号車のフェリペ・ナッセにも交わされ3位。また6号車はエンジン関係のトラブルに見舞われ、17周遅れの総合8位に終わった。
「確かに、彼ら(キャデラック勢)の方がウエットで強かった」と、ロッシはmotorsport.comに語った。
「その原因について、僕たちに説明できることがあるかは分からないが、それは明らかだった」
「大雨の中でも僕たちは問題なかったけど、とにかく2度目の赤旗が出された時にはそういう状態だった」
「不運だった。7号車は素晴らしい走りができたはずだ。ドライではアキュラ・チームペンスキーのマシンは本当に強かったけど、運がなかったね」
もしドライコンディションでのレースだったなら、勝つことができたかどうかと尋ねると、ロッシは「確実に勝てた」と断言した。
一方で路面状況を踏まえると、赤旗を出すというIMSAの判断は正しかったとロッシは考えている。
「かなり恐ろしかった。ドライでのラインやウエットのラインなんて関係なく、ただ水たまりを避けて走っていただけだ」と、フィニッシュ時にアキュラ7号車のステアリングを握っていたロッシは振り返った。
「それに、”水たまり”っていう言葉は寛大な表現だね!」
「バンクの出入り口には、マシンが水の中に”潜る”ような場所がいくつかあった。そこを通る時はただの観客と化していた。パフォーマンスに集中できなかった」
そんな状況にも関わらず、ロッシはIMSAが再スタートを試みることなくレースを早期終了させたことについて、賛否を明言することを避けた。
「それは僕たちが決めることじゃないので、それについて話す意味はない」
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