ハースF1チームは2018年シーズン、コンストラクターズランキング4位をルノーと争うなど2016年の初参戦以来最も良いチャンピオンシップを過ごした。
ハースは中団チームのライバルの中でもスタッフの人数が少ないチームだが、ケビン・マグヌッセンはチームの規模が小さいために発展した文化が、成功に繋がっていると考えている。
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「それぞれの部門でベストを尽くしてから1つにまとめるより、少数でまとまっていた方が集中して物事を進められるし、結果的によりトラック上で走行することができる」
マグヌッセンはmotorsport.comの取材にそう語る。
「空力が大事だとエアロ部門が考えている時、他の部門では別の何かを大事だと考えていたりするように、他のチームの部門同士が互いに注目を得ようと争うのを見ることがあるだろう」
「ハースは(フェラーリから)パーツを得たら、それを最大限活用している。そして残りの部分をデザインし、レースに出るんだ。とてもシンプルで、多少は簡単になると思う」
マグヌッセンはハースの規模が小さいことが効率的な改善を助けていると認めつつ、チームにはいまだ経験が足りていないと語る。
「僕らはグループとして概ね上手く働けているし、うまく機能していると思う」
彼はそう説明する。
「トラック上でも上手くやっている。些細なことだけど、予選のラスト数分に天候が変わった時、彼らはより効果的に働くように冷却システムを調整しているんだ」
「チームはマシンセットアップの観点でも効率的になっている。タイヤに関する知識はまだ不足しているが、僕らはこの部分について前進しているし、よりタイヤについて理解できるよう成長を続けている」
「僕らは本当に進歩しているんだ。簡単に忘れてしまうけど、ハースはF1に参戦してまだ3年目なんだ。時々、経験不足なことがポテンシャルや時間よりも足かせになるけど、マシンの製作はかなり効率的になっている」
ハースのチームスピリットのおかげで、マグヌッセンは以前よりF1を楽しめるようになったと語っている。
「僕が今まで所属していたチームより雰囲気が確実に良いし、パフォーマンスも良いんだ。キャリアの中でもいい場所だ」
彼はハースの事をそう語る。
「僕はチーム内での自分の将来と、チームの将来について安心している。チームから信頼され、また評価されていると感じている。だから、チームの一員でいることはとても嬉しいことだ」
「仕事を楽しくできれば、自然と上手く、より簡単にできるようになるだろう。少なくとも僕はそうだ」
と彼は付け加えた。
「F1で過ごした時間すべてが本当に楽しいわけではなかった。みんながお互い責任を押し付け合い始めたりするのを知っているだろう。そしてドライバーはとても簡単に責められて、放出されるんだ」
「ハースでは、誰かが互いに責任を押し付け合うようには見えない。みんなで集まって、誰が悪いか言うようなことをしない限りね。そして、これがチームを改善する建設的な方法なんだ」
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