元メルセデス育成ドライバーのパスカル・ウェーレインは、フォーミュラE参戦と並行して、フェラーリF1の開発作業を担当するとみられている。
2016年にマノーからF1デビューし、2017年はザウバーに移籍しF1を戦ったウェーレイン。しかし2018年にF1シートを失った彼は、メルセデスとの育成契約を解除し、メーカーに縛られずに自身のキャリアを構築していくことに決めた。
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ウェーレインはマヒンドラと契約し、フォーミュラEへと転身。メルセデスとの契約問題からシーズン5の開幕戦ディルイーヤePrixは参戦できなかったものの、1月12日(土)に行われる第2戦マラケシュePrixでフォーミュラEデビューを果たす予定だ。
しかしウェーレインはF1復帰を諦めたわけではなく、フェラーリの開発ドライバーとして、F1とのつながりを保つつもりであるようだ。ウェーレインは1月7日(月)に、フェラーリのファクトリーがあるマラネロを訪れたとみられている。
フェラーリはウェーレインの起用を認めてはいないものの、チームは現在新しい開発ドライバーを必要としている状態だ。
2018年はアントニオ・ジョビナッツィとダニール・クビアトが開発作業を担当していたが、2019年はそれぞれザウバーとトロロッソからフルタイムでF1に参戦することが決まっている。
ウェーレインの他、2人目の開発ドライバーを誰にするか、フェラーリはまだ検討中であるようだ。
2018シーズンのフェラーリは開発チームをうまく活用し、レース週末の金曜日が難しい結果に終わったとしても、予選とレースで挽回したケースが何度かあった。
最も注目に値する例は、カナダGPだ。金曜日のフリー走行では、セバスチャン・ベッテルが総合5番手止まりと競争力を発揮することができなかったが、予選ではポールポジションを獲得。決勝もそのまま優勝を飾っている。
2018シーズンの最終戦アブダビGPで、ジョビナッツィとクビアトの後任に適切なドライバーを選ぶことがどれほど重要なのかとmotorsport.comがベッテルに問うと、彼はこう答えた。
「核心を突いているね。それはとても重要だ」
「(フリー走行を終えた)僕たちの発見に基づいて、予選に向けてマシンを変えるんだ。それがうまくいけば、よりハッピーになれる」
「そういうことが起こったのは、1回だけじゃない。僕たちは時間をかけて貢献してくれる彼らにとても感謝している」
「特に若いドライバーにとって、金曜日の夜に作業を行うというのは最高の仕事というわけではないが、それは重要だ。そういった積み重ねが結果につながる」
「チームにうまく、そして早くフィットするドライバーを見つけられると思う。そういった面でも、2019年の僕たちは強いチームになることができると確信している」
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