トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、今季最終戦アブダビGPの予選を17位で終えた。
「今回のような結果は、トロロッソでの最後の予選で、僕が求めていたことではなかった」
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ガスリーはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
ガスリーは予選Q1最後のアタック、最終セクターを走行中にマシントラブルに見舞われ、スローダウンしたままチェッカーフラッグを受けた。ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクター曰く、パワーユニット側の問題だったという。
「最終コーナーでスロットルを開けた時、コーナー出口でパワーを失ってしまった。そのラップはとてもうまく行っていたから、失望している。クルマはとても良かったから、0.6秒ほど速く走れたはずだった。でも、最後の200~300mのところで、パワーを失ってしまった」
ガスリーは当時の状況をそう説明する。
「僕らは12番手くらいのペースだった。だから多分、Q3に行くのは難しかっただろう。でも、トップ10に近いところで戦えたはずだ」
「明日のレースは、僕にとって重要な1戦だ。なぜなら、チームは僕が加入してから、いろんなことをしてくれたし、僕に最初のチャンスをくれたんだ。だから僕は、強いパフォーマンスを発揮し、シーズンを良い形で終えるために、最善を尽くすつもりだ」
「それが、みんなに感謝を伝えるためには、一番良い方法だと思う。例え期待していたポジションからのスタートではないとしてもね。僕は全てを捧げるつもりだ」
田辺テクニカルディレクターは、トラブルの原因を早急に究明し、決勝レースに向けての準備を進めていくとコメントを発表している。
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