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スポーツ 2018.10.29

ベッテル、タイトル争いの終焉は想定内も「堪え難い瞬間だった」|F1メキシコGP

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 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季のチャンピオンに輝くのは避けられないと分かっていたにも関わらず、実際にその瞬間が訪れた瞬間、堪えがたい苦痛を感じたと語った。

 ベッテルは、ライバルであるハミルトンに70ポイント差をつけられた状態でメキシコGPに臨んだ。タイトル争いをブラジルGPまで持ち越すためには、ベッテルの優勝が最低条件。その上でハミルトンが8位以下でレースを終える必要があった。

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 決勝では、メルセデスがタイヤ管理に苦しんだもののハミルトンはなんとか4位でフィニッシュ。ベッテルもレッドブルのマックス・フェルスタッペンを倒すことができず、2位が精一杯だった。これによりハミルトンが、自身5回目のワールドチャンピオンに輝くことになった。

「堪え難い瞬間だ」とベッテルは認めた。

「多くの作業をして、その成果が上がるのを見てきた。僕は数字(ポイント差)には注意を払っていなかったが、できる限り長くタイトル争いを続けていたかった」

「ある日、自分はチャンピオンシップに勝てないんだと認識する失望の瞬間は、人生で3回目だ。それはハッピーな日々ではない」

「どこかの瞬間ではなく、昨年から今に至るまでの中で、1年を通してやってきた努力が思い起こされる」

「僕たちにはチャンスがあった。そのほとんどを使うことができたけど、そうではなかったこともあった。最終的にはそれが十分じゃなかったんだ」

 ベッテルは、レース後のインタビューの途中で、チャンピオンを獲得したハミルトンを祝福した。

「ルイスは1年を通して素晴らしい走りを見せていた。僕たち2人のうち、彼のほうが良かったんだ」

「僕は彼にチャンピオンに値するし、それを楽しんで欲しいと話した。5回目のタイトルなんて、信じられないことだ」

「彼のことを祝福しているし、来年に向けてプッシュし続けて欲しいと頼んだ。僕は彼ともう一度戦うためにベストを尽くすと伝えた」

 ベッテルはレース序盤4番手を走っていたが、ダニエル・リカルド(レッドブル)とハミルトンの2台をオーバーテイクした。

「序盤はペースを上げることができなかった。最初の数周は集団の中にいて、とても難しかった」とベッテルは振り返った。

「それから少し抑えて、第1スティントを少し長く走った。それがうまく機能した」

「それが第2スティントでのアドバンテージをもたらした。他の人たちがかなりペースを落としていたことに驚いたけど、僕にとってはそれほど問題じゃなかった。序盤にセーブしたからかもしれない」

「その後の僕たちは非常に良いペースだった。第1スティントの最後も、マックスよりも少し速いくらいだった」

「第2スティントは目標が変わって、2台のマシンをパスしなければならなかった。それはなんとかできた。マックスはとても離れていたし、失うものは何もなかった」

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(motorsport.com 日本版 Matt Beer)

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