メルセデスのルイス・ハミルトンは、メキシコGP決勝でタイヤに苦労し、非常に苦しい戦いを強いられた。しかし4位フィニッシュを果たしたことで、自身5度目のタイトル獲得を決めた。
3番グリッドのハミルトンは、スタートで絶好の蹴り出しを見せて2番手に浮上したが、チームメイトのバルテリ・ボッタスと共にタイヤに苦労し、結局4位でレースを終えた。しかし、タイトル争いのチームメイトであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が優勝しなかったこともあり、自身5度目のタイトル獲得を果たすこととなった。
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「ひどいレースだった」
ハミルトンはレース後のインタビューでそう認めた。
「僕らは苦労していた。なんとか持ちこたえ、クルマをゴールまで運ぼうとしていたんだ」
レース後も、ハミルトンは幾分堅苦しかった。しかしこれは、5回目のチャンピオン獲得を果たすことができるということを、考えられなかったからだという。
「基本的には、あまりにも感情的にはならないようにしている。でも現時点では、このタイトルを得られたことを光栄に感じている」
ハミルトンはスカイスポーツF1にそう語った。
「現時点でそれを実感するのは、非常に、非常に難しい。もちろん、これは僕が夢見てきたことだ。でも何年もの間、5回もチャンピオンになれるなんて、想像もできなかった。そんなことが起きるなんて、思いもしなかったんだ」
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフも、レースのパフォーマンスに動揺していたと語る。
「少しほろ苦い気分だ」
ウルフ代表もそうスカイに語った。
「我々は非常に悪いレースをした。その理由を理解する必要があるということが、我々の心の中で大きな部分を占めている。しかし、チャンピオンを獲れたということに満足するべきだろう」
メルセデスのテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンも、ハミルトンの苦しいパフォーマンスの後では、チャンピオン獲得を楽しむのは難しいと認めた。
「実に混乱した週末だった」
アリソンはそう語った。
「我々が今日達成したことは、1年間の努力の結果であるということを、覚えておかなきゃいけない」
「今日は辛かった。とても辛かったんだ。しかし全体的な成果は最高だ。そして、ルイスの今年のドライビングはまさに無敵だった。だから、我々は満足しなければいけない」
「今回のように完敗だったとしても、幸せな結果であるということを思い出さなきゃいけない」
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