JMS P.MU/CERUMO・INGINGの石浦宏明は、スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿の予選を振り返り、”運のよくない”予選ではあったが、決勝での巻き返しを誓った。
ドライバーズランキング2位で今週末の最終戦を迎えた石浦。ディフェンディングチャンピオンではあるが、追いかける立場として金曜記者会見では落ち着いた様子を見せていたが、今日の予選ではまさかの11番手でQ2敗退となった。
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予選後、石浦に対して予選の状況について尋ねると、クルマのバランス自体は悪くなかったものの、今回は”運のよくない”予選だったと語った。
「僕は計測1周目にアタックをする予定で、(タイヤの)内圧は高めにしていました。だけど計測に入る時に、多分キャシディ選手だったと思うんですけど、アタックをしていない彼が前にいたので自分はアタックできず……もう内圧も上がってしまって、(アタックをするならば)次の周にやらなければいけませんでした」
「これがなかったら(Q2を)通過できたと思います。運のよくない予選でした」
石浦は、ミディアムタイヤでアタックを行ったQ1を11番手で通過。この時、2番グリッドを獲得した山下健太(KONDO RACING)は彼のひとつ後ろの12番手だった。
「クルマは特に悪くなくて、Q1でミディアムタイヤを履いていた時は、そこまでいかないだろうなとは思ってしました。ソフトタイヤにはそこそこ合っていました」
「(クルマを)ミディアムタイヤに合わせない方が、ソフトには合うので。山下選手とかもQ1では同じようなタイムでしたよね。(セッティングを)ソフトに合わせれば大体そんな感じになると思います」
とはいえ、やはりQ3進出を見据えていただけに悔しさを認めた石浦。スーパーフォーミュラは時に運を必要とするレースであり、どのドライバーも不運を経験することはある。彼は一言「タイミングが合いませんでした」と述べたが、最悪のタイミングでの不運となってしまったようだ。
ただ、すでに明日の決勝レースに向けてチームと戦略の相談をしているという。石浦はレースでのマシンの競争力に自信を持っており、そのマシンポテンシャルを活かせる戦略を採用したいと話した。
「(ポジションが)1つ2やつ上がっても仕方ないので……もとから、今回は相手がどうとかは考えていません。山本(尚貴)選手はポールポジションを獲ったので、自分のレースをするでしょうし、僕としてはなるべくどうやって上に行くかを考えています」
「開幕戦でも、ひとりで走ってる分にはペースが良かったんです。前を抑えられなければうちのクルマは決勝で速いので、それを活かせるような戦略でいきたいなと思ってます」
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