オートポリスで行われた2018スーパーGT第7戦。3位表彰台を獲得した#19 WedsSport ADVAN LC500の国本雄資と山下健太は、レース前から2ストップ作戦で臨むと決めていたことを明かした。
予選ではQ2に進出できず、10番手に終わった19号車。今週末は予想以上に気温と路面温度が低くなったこともあり、1ストップ作戦だとタイヤが持たないだろうと判断。最初から搭載燃料も少なくして完全に“決め打ち”で2ストップ作戦を選んだという。
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その中で前半スティントを担当した山下はタイヤを消耗させないようにしながらも、とにかく追い上げることだけを意識したという。
「最初のスティントから追い上げていくだけだと思って臨みました。昨日からみんなタイヤにグレーニング(ささくれ摩耗)が低温時に出てしまう問題があったので(タイヤを壊さないように)慎重にいきました」
そう語った山下は、順調にペースを上げて8周目に7番手に浮上。15周目に1回目のピット作業を行いドライバー交代はせずにタイヤ交換と少量の給油を行なった。これで最下位の15番手まで後退するが、20周目にコースオフ車両を回収するためセーフティカーが導入された。これが19号車にとっては好都合の展開となった。
「運良くSCが入ってくれて、それで前との間隔を縮められました。その後、前のクルマたちに(ピットインを)後半まで引っ張られるとまずいなと思いましたが、どんどん入っていってくれて、前がクリアになった時間が長かったので、そこを狙ってプッシュしました。中盤のペースも良くて、作戦としては完璧な流れでした」
41周目に2回目のピットインを行い、国本に交代。3番手でコース復帰を果たした。
「自分のスティントではちょっとタイヤをセーブして、前の(トムス)2台のペースが落ちてきたところでチャンスが出るかなと思いましたが、追いつけませんでした。でも、最後までタイヤはタレなかったですし、後ろからも追いつかれずに自分のペースを守れました。久しぶりにちゃんとしたレースができましたね」
そう語った国本は、予想以上の結果に笑顔を見せていた。
「正直、表彰台まで行けると思っていなかったので、すごく嬉しいです。運良くセーフティカーが入ったことが本当に大きかったですが、それ以外にも山下選手やチームがいい仕事をしてくれたので、この結果はみんなのおかげかなと思っています」
最終戦の舞台となるツインリンクもてぎでは、10月上旬に行われた公式テストでトップタイムをマークしていた19号車。山下も、もてぎに向けては自信をみせていた。
「もてぎは得意というか相性がいいですし、この前のテストでもトップタイムでした。この勢いで優勝を狙いたいですね」
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