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スポーツ 2018.10.22

岡崎静夏、世界との差を痛感した最後のMoto3ワイルドカード参戦。理解できたGPライダーの”凄さ”

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 2度目、そして自身最後となるMoto3クラスへのワイルドカード参戦を終えた岡崎静夏が、自身のレースを振り返った。

 レース序盤から上位勢が続々と転倒する荒れた展開となった、今年のMotoGP日本GPのMoto3クラス決勝。岡崎は周りの混乱に巻き込まれる事なく、淡々と自身のペースをキープし、23位で完走した。

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 前を走るMotoGPレギュラーライダーとのタイムの差は大きかったものの、諦めずに食らいつく粘りのレースを見せた。

「GPライダーには全然絡めないまま、1人旅になってしまいました。とても悔しいです」

「同じと言っても少し違いますが、J-GP3と同じ排気量で戦っているMoto3世界選手権レベルのライダーから、少しでも技術を盗みたいという気持ちで走りました」

 残念ながら、岡崎と世界との壁は約4秒。レース中にレギュラーライダーに絡める機会は一切無く、単独走行でチェッカーを目指す展開となった。

 しかし、レースウィークを通して世界レベルのライダー達と走れたことで学べたことは、かなり大きなものだった。

「根本的に自分はメリハリの無い走りをしていて、漠然と周りにもっとメリハリを付けろと言われていたのですが、具体的にどうしたらいいか分からなくて悩んでいました」

「今回Moto3のライダーと一緒に走ってみて、こうやって走るためにはバイクをこうして欲しいんだ! という事に気付けました」

 そして同時に岡崎は、日本と世界の差を痛感する事になる。

「ライダーのレベルが全然違うと感じました。もちろんマシンも違うし一概には言えませんが、勢いが違うと言うか……コースアウトギリギリのところまで何回もつっこんで限界を確かめたり、そういう所がGPライダーのすごさだと思います」

「Moto3のライダーは、私がここにいるのを見えているのか不安になるようなラインで抜いてきます」

「自分がそれを危ないと思うのは、マシンコントロール技術の差なんだろうなって。
彼らには、そのペースでそのバトルをすることが普通で、回避できる自信があるんです」

 そんな世界レベルの走りを目の当たりにした岡崎は、この後に控える全日本の最終戦に向けて、意気込みを語る。

「前回ワイルドカード参戦した後の鈴鹿テストの初日の1本目、3周目ぐらいで少し攻めすぎて転んだんですよ。3コーナーを全開で曲がって転んで……。でも、その時は何の疑いも無く曲がれる事が見えたんです」

「曲がれると思って曲がったら、曲がれなくて転倒してしまいました。GPの雰囲気やペースを経験してその感覚になっていたのですが、そこまで技術が達したわけではありませんでした」

「今年はそれを冷静に理解して、ペースアップはしたいけど、いきなり勢い余った事はしないように気を付けつつ、表彰台を狙って行きたいと思います」

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(motorsport.com 日本版 先川 知香)

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