ホンダがロシアGPに持ち込んだアップグレード版のパワーユニットの効果に、トロロッソのブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーは好印象を抱いている。
ホンダは、ロシアGPにアップデート版のパワーユニットを持ち込んだ。その詳細はほとんど開示されていないものの、その変更は主にエンジン周辺にあると言われている。
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そのロシアGPの金曜日、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーはFP1で19位、FP2で16位に終わった。しかしチームメイトのピエール・ガスリーは、FP2で8位。最高速が求められるということもあってホンダが近年苦労してきたソチ・オートドロームで、期待以上とも言える速さを見せた。
「僕らは間違いなく、パフォーマンスで一歩踏み出すことができた。ホンダの視点から言えば、本当に、本当に有望な1日だった」
ハートレーは走行終了後にそう語った。
「ホンダが今日見せたステップアップには、誰もがとても興奮していると思う」
「新しいパワーユニットを投入するということは、多くのマッピングやその他多くのことをコントロールしなければいけないということを意味する」
「それほど多くの問題はなかったし、パフォーマンスが向上したのは間違いない」
ガスリーもホンダの努力を賞賛。特にどんな問題が発生するのも避け、”かなり安全に”走らせたことを讃えた。
「アップデートが投入され、それがマシンに搭載されたとしても、効果がない時も時々ある」
そうガスリーは言った。
「でも、ホンダはそうじゃない」
「本当にポジティブだ。僕らはどのくらいのモノをそれから引き出すことができるかを知る必要がある。すべてを全開にした時に、信頼性やドライバビリティに問題がないことを確認しなきゃいけないんだ。しかし、ホンダにとっては良いステップだ」
来週には、ホンダの母国グランプリである日本GPが行われる。ガスリーは日本GPでのパフォーマンスが、より重要になると認める。ロシアGPではグリッド降格ペナルティを受けるため、その真のパフォーマンスを見られるのも、鈴鹿でということになるだろう。
「僕らにとっての本当のチャンスは、日本GPとその後のレースになることが分かっている」
そうガスリーは語る。
「ソチでの過去のレースを見てみれば、オーバーテイクは少なかった。だから、かなり厳しい日曜日になることは分かっている。主な焦点は鈴鹿だ」
シーズン後半に入り、トロロッソは苦戦を強いられている。そのため、好結果が期待されたシンガポールGPでも、後方でのレースとなった。そんな中、フリー走行であったとしても、ガスリーがトップ10入りを果たしたのは驚くべきことだ。
チームのポジションが変動することについて、ガスリーは”正直に言って、F1では驚くことではない”と語った。
「どんな時でも、何かを期待しても計画通りにはいかない」
そうガスリーは語った。
「シンガポールには、僕らは大きな期待を持っていた。しかし、シーズン最悪の週末になった」
「どのように機能するかを見るだけだったけど、僕らはアップグレードに期待してここにやってきた。さらに、シンガポールでの厳しい週末の後に、答えを得ることが必要だった。そして、ここまでにそれを手にすることができたんだ」
「でも、まだ金曜日を走っただけだ。そのことを心に留めておく必要がある」
「誰もが土曜日には、エンジンのモードを上げてくるだろう。フェラーリやメルセデスのパワーユニットを使うチームは特にね。でも、良いステップを踏むことができたと思う」
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