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スポーツ 2018.9.27

中上貴晶、トップ10入賞のチャンスを逃し悔やむ。一方でロッシから学んだこととは?/MotoGPアラゴン決勝

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 MotoGP第14戦アラゴンGPを12位で終えたLCRホンダの中上貴晶は、トップ10でフィニッシュするチャンスを逃したことを悔やみ、自己ベストタイの記録にも喜べないと語った。

 予選では今シーズン3度目のQ2進出を果たした中上。他のライダーにグリッド降格ペナルティが科されたこともあり、中上は11番手からレースをスタートすると、7番手までポジションを上げた。

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 しかしアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)とのバトルの際にミスをしてしまい、彼は12番手にポジションを落としてオープニングラップを終えた。

 中上はレースを振り返り、チームのプレスリリースで次のように語った。

「今日はとても暑い1日になり、厳しいレースになることは覚悟をしていました。スタートを上手く決め、1コーナーはタイトで皆が密集するのですが、良いスペースをみつけて8番手か9番手あたりにつけることができました」

「その後、アレイシとバトルになったのですが、ギヤをミスをしてしまい、コーナーの立ち上がり加速で多くの選手に抜かれてしまいました」

 結局この順位のままレースを終えた中上は、12位は自己ベストリザルトではあるが、トップ10を見据えていただけに満足できないと話した。

「レース序盤は、前戦のミサノよりもうまく走ることができたと思います。しかし、10周を過ぎたあたりからフロントのいいフィーリングを得られなくなってきました。最後はヨハン(ザルコ)やブラッドリー(スミス)、フランコ(モルビデリ)たちとのバトルになり、12位でゴールしました」

「シーズンの自己ベストタイ記録だと思いますが、今日はトップ10圏内でフィニッシュするチャンスがあったので、あまり嬉しいという気持ちにはなれません」

「今後のレースでも、この調子でさらに頑張ります。土曜から日曜にかけて、戦闘力の高いバイクに仕上げてくれたチームには、とても感謝をしています」

 中上はオープニングラップでポジションを落とした際、自身が普段とは異なる環境にいることに気が付いたのだという。というのもこの時、彼は17番手からスタートしたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とポジションを競っていたのだ。

 中上は数周にわたってロッシとポジションを争った後で、ロッシがレースペースを発揮できていた理由はわからなかったものの、彼の後ろをついて走ったことでいくつかのヒントを得ることができたと明かした。

「通常、バレンティーノは自分とは離れたところを走っているので、僕が彼の後ろを走ることはありません。だから彼の走りを見る良いチャンスでした」

「彼のライディングスタイルや、トップクラスのライダーが低速、中速、そして高速コーナーでどうやってバイクを起こしているのかを見ていました」

「全てのコーナーで、彼らは違うことをしていました。体の位置や、コーナー出口での角度などもそうでした」

 来シーズンの中上の去就についてはまだ明らかになっていないが、彼は来年もチームにとどまるものとみられている。

 中上は、ホンダの上層部を満足させることができているのかどうかと疑問視されていた。しかし直近の3レースで8ポイント獲得できていることもあり、ここ最近のパフォーマンスのおかげでチームに残れるという自信を持つことができたと話した。

「シルバーストン以降、パフォーマンスは向上しています。それ(シルバーストン)以前とは状況が変わったんです」

「HRC(ホンダ・レーシング)がこのパフォーマンスに満足していることを願っています」

「もっと一貫性を持って、常にトップ10に近づくことが必要であり、目標です」

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(motorsport.com 日本版 Jamie Klein)

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