インディカーのチームは、フェルナンド・アロンソ以外にも多くの現役F1ドライバーにも熱視線を送っているようだ。
今季限りでF1を事実上引退することを宣言しているフェルナンド・アロンソ。アロンソは来季、”世界三大レース”完全制覇に向けた最後の一冠であるインディ500勝利を目指し、インディカー・シリーズに参戦する可能性が高いとみられている。アロンソは実際、先日インディカーのマシンをテストしている。
アロンソ、ロードコースでインディカー初テスト「良い1日だった」
しかしインディカー・シリーズが獲得を目指している現役F1ドライバーは、何もアロンソだけではない。ストフェル・バンドーンやエステバン・オコン、そしてパスカル・ウェーレインは、来季F1シートを獲得するのが難しい状況であると考えられており、様々なインディカーチームのドライバー候補にも名が挙がっていると言われている。
バンドーンは、来季のマクラーレンのシートを確保できなくなったため、様々なチームと交渉を行った。しかし、F1残留は難しい状況で、様々なカテゴリーのチームとも話をしていることを認めている。その中のひとつが、インディカーのデイル・コイン・レーシングだったようだ。
「我々は彼と話をした。しかし、それでどうなるのかは分からない」
チームオーナーのデイル・コインは語った。
「しかし、彼は大いに興味を持ったと言うべきだろう」
バンドーンとは、ロードコースとストリートコースだけの参戦について議論したのかと尋ねられた際、コインは次のように語った。
「それはフル参戦についてだ」
先日、ロバート・ウィケンス(シュミット・ピーターソン)がポコノで大クラッシュを喫し、重傷を負った。この件により、バンドーンがインディカーの危険性をどう認識しているのかを尋ねると、コインは次のように答えた。
「その事件は、我々全員に影響を与えた。というのも、すべての人たちは、それはインディ500とそれに付随するすべてのモノに繋がっていることを理解している。しかし12000人の前で220マイル(約350km/h)でレースをすると、何をしているのか、そしてなぜそれをしているのかを尋ねるのは正しいことだ」
コインは、現フォースインディアのオコンにも興味があることを認めている。オコンは現在、メルセデスとの契約を有しており、それがF1残留に向けた足枷となっている。また、オコン同様にメルセデスの契約ドライバーであったウェーレインは、最近メルセデスとの契約を解除し、来季の選択肢を広げることができるようになった。コインはこのウェーレインにも、接触するつもりだという。
ちなみにデイル・コインには現在セバスチャン・ブルデーが在籍しているが、ブルデーは来季もチームに留まる模様だ。
この他、シュミット・ピーターソンも、バンドーン、オコン、ウェーレインに興味を持っている。同チームは、リハビリに励むウィッケンスの代役を懸命に探しているが、まだこの3人と直接接触はしておらず、ドライバー選定作業を始めたばかりだという。
また、インディカー挑戦2年目を迎えるカーリンは、3台目のマシンを走らせたいと考えており、このドライバー候補としても、この3人の名が挙がっているものとみられる。カーリンは長く欧州で活躍してきたチームであり、ヨーロッパとの強い繋がりを持っているからだ。
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