第15戦シンガポールGP予選を3番手で終えたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、予選はスムーズに進まず、現行のパッケージから最大限のパフォーマンスを引き出すことができなかったと語った。
ベッテルは、予選前に行われたFP3をトップで終えた。しかし予選ではQ3でルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を上回ることができずに3番手に終わった。
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予選を終えてマシンを降りたベッテルは、予選は”混乱した”セッションだったとがっかりした様子を見せた。
「もちろん、今日の流れには満足していない」
「予選は僕たちにとってスムーズにはいかなかった。他のドライバーたちが僕らよりも上手くやった。だから僕たちは3番手なんだ」
「(ハミルトンとの)ギャップは心配していないし、それが僕らがどれほど強いかということを示しているとは考えていない。ただ僕たちのパッケージから最大限の物を引き出せなかったことにはがっかりしている」
Q1を2番手で通過したベッテルは、Q2でウルトラソフトタイヤを履いてアタックを行った。しかしこのタイヤではQ2を突破することは難しく、チームは即座にハイパーソフトタイヤに履き換えることを決断した。その後は余裕を持ってQ3に進出できるタイムを記録したが、トラフィックの中では苦戦していた。
Q3ではハミルトンが最初のアタックで1分36秒015というタイムをマークし、ベッテルはこれを上回れず。2度目のアタックでも、結局このタイムを超えることはできなかった。
「3番手以上の結果を期待していた」とベッテルは話した。
「ルイスは良いラップを走ったし、彼を讃えたい。だけど、彼に勝つことができなかったとは思っていない」
「僕たちの予選のやり方では、リズムを掴むのが難しくて、Q1もQ2も、Q3でも苦労した。先に話したように、他のドライバーの方が良い仕事をしていた。個人としてはルイスのラップがそうだったし、チームとしてはメルセデスがそうしていたんだ。これ(3番手)は僕たちが望んでいた結果ではない」
「もっと良いラップを走れただろうということははっきりしている。これ以上深く考えることもないと思う。予選に向けて準備をしたけれど、最終的にはあのようなラップを走った。十分な競争力がなかったか、彼らに近づくには十分なラップではなかったということだ」
フェラーリがQ2でウルトラソフトタイヤを履いてアタックを行った時、彼らがレースで1ストップ作戦を狙っているというのは明らかだった。
もしベッテルとチームメイトのキミ・ライコネンがウルトラソフトタイヤでQ2を突破していたら、彼らはウルトラソフトでレースをスタートし、最初のスティントをハイパーソフトタイヤでスタートする周囲のドライバーよりも長く走っていたことだろう。
しかしライコネンはウルトラソフトで苦戦し、”十分な速さがない”と訴えており、フェラーリはセッション中に1ストップ作戦を断念した。しかしその一方でベッテルは、無線でウルトラソフトでもう0.5秒タイムを上げることは可能だと話していた。
ただベッテルは予選後、他の戦略を詳細に話そうとはしなかった。
「僕たちが何をしようとしていたのかは明らかだった。でもそれは機能しなかった」
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