ロバート・クビサは、2011年の初めにラリー参戦中にクラッシュ、命に関わる大怪我を負った。そのため、2010年のアブダビGPを最後に、F1のレースに出走していない。
そのクビサは今季F1復帰することを目指したがそれは叶わず、結局ウイリアムズのリザーブドライバーを務めることになった。しかし、現ウイリアムズのレギュラードライバーであるランス・ストロールの父親ローレンス・ストロールが、財政難に陥ったフォースインディアを救済……その影響でランスがシーズン中にもフォースインディアに移籍することとなれば、クビサがF1復帰を果たすチャンスが生まれるかもしれない。
「ファンに感謝を伝えたい」ホンダ、日本GP冠スポンサー就任理由を語る
クビサは、もし来季F1のレギュラーシートを得ることができなければ、復帰を目指す挑戦は終了するだろうとmotorsport.comに語った。
「僕は、チャンスを手にするために多くの時間と努力を費やした。今の最優先は、(来年の)オーストラリアGPのスターティンググリッドに並ぶことだ」
そうクビサは語った。
「しかしそれが実現できないのなら、僕は他の選手権に出ることや、異なる役割に就くことを検討するだろう。でも今は、チャンスを掴むことに集中している」
クビサは、F1で再び戦うための身体能力については、怪我の後でも問題はないと繰り返し語っている。しかしその一方で、リズムを取り戻すには時間がかかることを認めた。
「長いことそれをやっていなければ、自分のリズムや自然なフィーリングを取り戻すためには、様々な段階を経ていかなければいけない」
「最高のテニス選手であってもそうだ。もしその彼が6年間何もしなかったとしよう。そして怪我をしたわけでもなく、ただ何もしないんだ。そして彼に1時間トレーニングさせた後、ウインブルドンの決勝に出場させてみたらどうなるだろうか? 彼はおそらく、定期的にプレイしている他の人よりも苦労することになるはずだ」
「(もし今季レースに出走していれば)僕はマシンの中で多くの時間を過ごすことができただろう。僕自身についての疑問もなかったはずだ」
クビサには今季、ウイリアムズでの役割と並行して、WEC(世界耐久選手権)に参戦する可能性もあった。結局そうすることはなかったが、もしF1に参戦できないのなら、WECは魅力的だとクビサは語る。
「完全に別のレースだし、別のカテゴリーだ」
そうクビサは語った。
「WECは良いチャレンジかもしれない」
「ラリーでもそうだった。ラリーとレースは全く異なる。でも耐久レースはF1に似てはいるけど、全く別のカテゴリーなんだ」
「新しい挑戦をするのは、素晴らしいことだと思う」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?