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スポーツ 2018.9.7

MotoGPサンマリノGPプレビュー:雨のレースが多いミサノ。テクニカルコースを制するライダーは?

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 今週末、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリでMotoGP第13戦サンマリノGPが開催される。

 サンマリノGPの舞台となるミサノサーキットはアドリア海を望むイタリアのリッチョーネという街に位置する。2011年のマレーシアGPでのアクシデントによりこの世を去ったマルコ・シモンチェリの生まれ故郷が近く、シモンチェリにとってミサノはホームコースであったことから、彼の功績を称えて、2012年より『ミサノワールドサーキット マルコ・シモンチェリ』という名がサーキットの正式名称となった。

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 また、サンマリノGPはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)にとってもホームタウンに最も近い、ホームレースとなり、多くのロッシ応援団により、スタンドはイメージカラーの黄色に彩られるレースでもある。

 サンマリノはミサノのそばにある小さな共和国だが、ミサノサーキット自体はイタリアのリミニ郊外にあり、グランプリの正式名称はサンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPとなる。もともとミサノは世界グランプリのホストサーキットとして長い歴史を持っていたが、1993年を最後にグランプリのカレンダーから一度外れ、2007年に復活した。

 世界グランプリ復活に向けて、コースの大改修を受け、それまでとは逆回りとなり、コースレイアウトも大きく変更された。そして、2008年には、3コーナーのレイアウトに変更を受け、1周4.180kmから4.226kmへと全長が伸びている。左コーナー6、右コーナー10の計16のコーナーから構成されており、中低速コーナー主体のテクニカルコース。全体にフラットなコースレイアウトで、アップダウンはほとんどない。メインストレートも565mと短めで、1周のアベレージスピードもMotoGPクラスで165km/h前後とグランプリ開催コース中では低い。

 昨年のMotoGPクラスではマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がポールポジションを獲得。決勝レースは雨となり、マルク・マルケス(ホンダ)が優勝、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が2位、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が3位に入賞した。

 Moto2クラスではドミニク・エガーター(スーター)が優勝、2位にトーマス・ルティ(カレックス)、3位にハフィス・シャーリン(カレックス)が入賞。Moto3クラスではロマーノ・フェナティ(ホンダ)が優勝、2位にジョアン・ミル(ホンダ)、3位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)が入賞した。
 前戦イギリスGPは雨のため、決勝レースがキャンセルとなった。このため、ランキングはオーストリアGP終了時点から変化なく、サンマリノGPを迎える。

 ランキングトップのマルク・マルケス(ホンダ)はミサノでは、ドライからウエット、再びドライとコンディションが変化し、フラッグ・トゥ・フラッグによるマシンの乗り換えがレース中に2回行われた2015年と、ウエットコンディションとなった昨年のレースで優勝。MotoGPクラス1年目の2013年にはポールポジションから2位に入賞した経験を持つ。

 マルケスを59ポイント差で追うランキング2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、昨年のサンマリノGP直前のエンデューロトレーニング中に転倒負傷。右足の脛骨と腓骨を骨折し、手術を受けたため、ホームレースの欠場を余儀なくされた。ロッシはミサノでは2014年に優勝、2016年に2位に入賞している。ロッシはイギリスGP前にミサノでプライベートテストを実施、ホームレースでの優勝をめざす。

 オーストリアGPで今季3勝目を記録したランキング3位のホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)とランキング4位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)も、イギリスGP前にミサノでプライベートテストを実施。ドゥカティのホームレースに向けて、ロレンソはサーキットベストラップに近い1分31秒9を、ドヴィツィオーゾも1分32秒5を記録するなど、順調にテストを重ねた。

 ロレンソはヤマハ時代の2012年と2013年に優勝、2014年から3年連続でポールポジションを獲得している。ドヴィツィオーゾもミサノにほど近い、フォルリという街の出身で、ミサノはホームレースとなる。昨年はミサノ初表彰台となる3位に入賞。今年は優勝候補のひとりとしてホームレースに臨む。

 マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)はランキング5位に後退。ドヴィツィオーゾから16ポイント差とチャンピオン争いに加わるためには重要な一戦となる。イギリスGP前にミサノでテストを行い、調整を進めてきた。MotoGPクラスのミサノでは2015年に14位、2016年に5位、2017年に4位に入賞している。

 インディペンデントチームのトップとなるランキング6位にダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が続き、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)がペトルッチと1ポイント差のランキング7位、カル・クラッチロー(ホンダ)がザルコと1ポイント差のランキング8位と、インディペンデントチームのトップ争いは3人のライダーが接戦を繰り広げている。

 ペトルッチは昨年のミサノでは3位に入賞。ザルコはMotoGPクラス1年目の昨年は7番手走行中の最終ラップにガス欠に見舞われ、マシンを押してゴールラインを通過し15位に入賞。クラッチローは6番手走行中の6周目の3コーナーで転倒、再スタートして13位に入賞した。

 アンドレア・イアンノーネ(スズキ)がランキング9位、アレックス・リンス(スズキ)がランキング10位とスズキ勢が続く。スズキはイギリスGP後にアラゴンでプライベートテストを実施、調整を進めてサンマリノGPに臨む。ホームレースのイアンノーネは特にモチベーションが高い。

 ダニ・ペドロサ(ホンダ)はリンスと同ポイントのランキング11位。ミサノでは2010年と2016年に優勝、2011年に2位、2013年と2014年に3位表彰台に立った経験を持つ。

 イギリスGPで転倒負傷したティト・ラバット(ドゥカティ)は右足大腿骨、脛骨、腓骨を骨折する重傷を負い、欠場。アビンティア・レーシングは代役として、スペイン選手権スーパーストック1000にレギュラー参戦する22歳のフランス人ライダー、クリストフ・ポンソンを起用。チャビエル・シメオン(ドゥカティ)がラバットのデスモセディチGP17に乗り、ポンソンはシメオンが駆っていたデスモセディチGP16での参戦となる。このため、ラバットの代役にシメオン、シメオンの代役としてポンソンという形となる。

 チェコGPで負傷し、オーストリアGPとイギリスGPを欠場したポル・エスパルガロ(KTM)は今レースで復帰。

 ワイルドカードとして、ドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)とHRCのテストライダー、ステファン・ブラドル(ホンダ)が参戦。ピロはイタリアGP以来、ブラドルはチェコGP以来の参戦となる。

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