鈴鹿サーキットで初開催中の鈴鹿10時間耐久レース(鈴鹿10H)。公式予選でポールポジションを獲得した#28 HubAuto Corseの吉田広樹が、明日の決勝レースに向けて意気込みを語った。
国内のトップチームと世界の強豪チームが集まった中で行われた注目の公式予選。「BBSジャパン エキサイティングアタック」と題して行われたセッションは、0.1秒を争う激戦となった。
28号車HubAutoフェラーリがポールポジションを獲得|鈴鹿10H予選
その中で、常に頭一つ抜け出る速さを見せたのが#28 HubAuto Corse。予選Q1では3人の合計タイムで2番手以下に1秒以上の差をつけトップ通過を果たすと、Q2にあたる“ポールシュートアウト”ではニック・フォスターが2分01秒740を叩き出し、鈴鹿10Hの初代ポールシッターを獲得した。
予選を終えたフォスターは、このように1日を振り返った。
「本当に強いチームとしてまとまることができていると思う。今回、吉田選手はフェラーリに乗るのが初めてだったし、僕たちはこのコースを走るのが初めてだったけど、まずはトップ20に進出することができてよかった。最終的にポールポジションが獲れて嬉しいし、チームの努力も含めて感謝している」
フォスターと同じく、予選ではライバルを圧倒する走りを見せたデイビット・ペレルも乗りやすいマシンに仕上がっていると笑顔を見せた。
「ポールポジションを獲得できたことが信じられないというくらい嬉しく思っている。ニックが素晴らしい仕事をしてくれた。クルマのフィーリングは本当に素晴らしくて、乗りやすいクルマに仕上がっていた。僕自身、このレースに出ることが決まったのはギリギリだったけど、チームといい仕事ができて嬉しい。明日は非常に長いレースになるので、まず何よりトラブルに巻き込まれないことが重要だ。最後までベストを尽くしたい」
そして、今回の鈴鹿10HにHubAutoのメンバーとして加わっている吉田広樹。自身の予選アタックではトップこそ獲れなかったものの2分03秒272で4番手タイムをマーク。チームの総合力の高さに驚いていた。
「自分はそんなに英語も得意じゃないし、チームメイトも海外の選手なので、どういうふうになるのかなと不安な部分もありました。木曜日の走り始めはウエットコンディションでしたが、その時から乗りやすいクルマでしたし、こうしてチーム(HubAuto2台とも)がトップ3にいるということがチームの総合力が高いんだなということも感じました」
そう語る吉田は、チームメイトであるフォスターやペレルのサポートにも感謝するとともに、明日は#27 HubAuto Corseとともにワンツーフィニッシュを飾りたいと語った。
「フェラーリに乗り慣れているニックやデイビッドも、色々アドバイスをくれたので、すんなり走りこなせるようになったのが良かったです。ニックが素晴らしいアタックをしてくれてポールポジションを獲得できるとは思ってもみなかったので、すごく嬉しいです」
「でも、大事なのは明日の長いレースなので、10時間後にこの場に戻ってこられるように、またHubAutoとしてワンツーで帰ってこられるように頑張りたいなと思います」
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